イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ:美術館 > ナルニ市立博物館

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次の部屋です。


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バルトロメオ・トッレサーニ(ヴェローナ、15世紀末‐ナルニ?、1567c)の「聖母子と聖ヴィンチェンツォ・フェッレールと聖ジュゼッペ」


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ジャコモ・エ・ラッファエーレ・ダ・カンポリアーレの「シエナの聖ベルナルディーノ」(16世紀前半)


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リヴィーオ・アグレスティ(フォルリ、1508c‐ローマ、1579)の「受胎告知」


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次の部屋です。


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詳細不明


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詳細不明


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三聖人


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16世紀前半のウンブリアの無名画家の「マルカの聖ジャコモ」


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ピエル・マッテオ・ダメリアの追随者の「フェルトレの聖ベルナルディーノ」


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ピエル・マッテオ・ダメリアの追随者の「パドヴァの聖アントニオ」


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次の部屋です。


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17世紀の無名画家の「詩心」


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マルカントニオ・アクイーリ(リエーティで16世紀前半に活動)の「キリストの復活」


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次の部屋です。


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ジャチント・ボッカネーラ(レオネッサ、1666‐ペルージャ、1746)の「十字架の道行きの留(りゅう)」


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次の部屋です。


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セミナー室のようですが、作品が展示されてます。


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アゴスティーノ・マヌッチ(ローマ、1690‐1768)の「聖ベネデットの物語」


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聖ベネデットの物語は4点あります。


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これで終わりですが、戻ってドメニコ・ギルランダイオとベノッツォ・ゴッツォーリの傑作をもう一度見てから立ち去ることにしました。


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下に下りました。


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満足感一杯で外に出ました。確かにその通りでしたが、この時、軽度の熱中症に罹ったような気がしました。この後、ホテルに戻り、昼飯抜きでそのまま翌日朝まで臥せっていました。
(おわり)

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2階の絵画館です。階段にあった、この作品は詳細不明です。


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最初の展示室です。


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14世紀前半のウンブリアの無名彫刻家の「聖母子」(高さ98cm)


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Maestro del 1409 (ウンブリア南部で14世紀末から15世紀初めに活動)の「聖母の死と聖母戴冠」
この作品は表裏両面に描かれてます。


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裏面に描かれたMaestro del 1409 の「玉座の聖母子と二天使」


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Maestro della Dormitio di Terni (ウンブリア南部で14世紀末から15世紀初めに活動)の「天使のフレスコ断片」


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次の部屋です。展示されている作品は1点だけです。


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ピエラントニオ・メッザストリス(フォリーニョ、1430c‐1506)の「聖母子と聖フランチェスコと聖ジローラモと二天使」


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次の部屋です。


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この部屋で、次の部屋で展示されているドメニコ・ギルランダイオとベノッツォ・ゴッツォーリの2つの傑作について事前学習をします。


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次の部屋です。暗い部屋の中で、作品だけに照明が当たるようになってます。


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ドメニコ・ギルランダイオ(フィレンツェ、1449‐1494)の「聖母戴冠」
縦360cm、横290cmの大きな作品です。


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これだけの傑作でありながら、ギルランダイオの作品リストに掲載されていないことが多いと思います。その理由は、ナル二という比較的知られていない町にあるので、多くの美術関係者が訪問しないからと思います。
この作品の存在すら知らない人が多すぎます。


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端の聖人たち


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聖痕を受ける聖フランチェスコ(裾絵)


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ピエタのキリスト


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砂漠の聖ジローラモ


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各場面の解説があります。


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ベノッツォ・ゴッツォーリ(フィレンツェ、1421‐ピストイア、1497)の「受胎告知」(1449‐1452)
ベアート・アンジェリコの影響が色濃く出ていると思います。ベノッツォは、ベアート・アンジェリコの弟子で、協力者でもあったので、その影響を受けるのは当然です。
(つづく)

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写真右側の建物が博物館です。


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ナルニの貴族の邸宅として17世紀から18世紀にかけて建設されたPalazzo Eroliです。


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20世紀後半までエローリ家が居住していましたが、1984年にテルニ県によって買い取られました。


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現在は、Museo della Citta di Narni,in Palazzo Eroliになってます。また、図書館が同じ建物に併設されてます。


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展示作品は少ないですが、ドメニコ・ギルランダイオの代表作「聖母戴冠」があることで美術ファンに知られてます。私もその作品を見たくてナルニに足を運んだ次第です。


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Palazzo Eroliの入り口です。


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切符売り場の入り口です。


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考古学部門が1階(日本の2階)、絵画部門が2階となってます。


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先ず考古学部門から見て回りました。


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階段を上るとセミナー室に出ます。


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サン・ドメニコ教会の柱頭


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石棺の彫刻(2世紀)


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2‐3世紀


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次の部屋です。


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エジプトの木製棺


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ここにある理由が分かりませんが、エローリ家の収集物だった可能性がありそうです。


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中に入っていたミイラ


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古代象の象牙


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次の部屋です。


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ローマ皇帝時代のトルソ


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ローマ皇帝時代のアポロ?断片


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1世紀のもの


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1世紀のもの


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1世紀のもの


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次の部屋です。


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断片でも記録が残っているので、史実が明らかになります。


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考古学部門の展示は月並みです。


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次の部屋です。


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ガッタメラータの部屋です。
エラーズモ・ディ・ナルニ通称ガッタメラータ(ナルニ、1370‐パドヴァ、1443)は、教皇庁、フィレンツェ、ヴェネツィアのために戦った傭兵隊長です。ナルニのパン屋に生まれました。


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ナルニに住んでいたのは小さいころだけだったようです。


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おっ、ジョルジョーネの作品がある、と一瞬思いましたが、そんな筈がありません。
制作者不明の「ジョルジョーネ作『戦士と従者の肖像』のコピー画」
戦士がガッタメラータとの説があります。


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ジャネット・ラッリーの「ガッタメラータの騎馬像」


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制作者不明の「ドナテッロ作『ガッタメラータの騎馬像』からのコピー彫刻」


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制作者不明


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ピエトロ・コムッチ・ディ・スカルペリアの「エラーズモ・ガッタメラータ」


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2階に向かいました。
(つづく)

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