
第19室に戻りました。

ピエトロ・ダ・コルトーナのフレスコ画をじっくり見ました。


バルベリーニ家の紋章


グエルチーノ(チェント、1591‐ボローニャ、1666)の「アルカディアの羊飼い」

ゴッボ・デイ・カッラッチ(コルトーナ、1576‐ローマ、1636)の「ディアナとパンがいる風景」

ピエトロ・ダ・コルトーナ(コルトーナ、1597‐ローマ、1669)の「カステルフサーノのヴィッラ・サッケッティの光景」

Paul Bril (Anversa,1554- Roma,1626) の「クジャクに変身させられたジュノーネとアルゴスがいる風景」

Mestro della Bettulla (1640-1655活動記録)の「チェーファロとプロクリスがいる風景」
少し前まで、Paul Brilの作品とされていました。

Paul Bril の「マッティ家領有のジョーヴェ」

Paul Brilの「マッティ家領有のドーラ城とアントゥーニ山」

Nicolas Poussin (Les Andelyns, 1593/1594- Roma, 1665) の「アガルと天使がいる風景」

Nicolas Poussinの「幼きバッカスとプットたち」

Nicolas Poussinの「バッカス祭」

次の部屋です。

特別展が開催中でした。
展示されている作品の殆どが、この絵画館の所有のもので、他館からの作品はマルタからの貸し出し作品4点だけでした。

カルロ・サラチェーニ(ヴェネツィア、1580c‐1620)の「聖母子と聖アンナ」(1611)

オラツィオ・ジェンティレスキ(ピサ、1563‐ロンドン、1639)の「聖フランチェスコと天使」(1612c)

カルロ・サラチェーニの「聖チェチリアと天使」(1610c)

ジュゼッペ・デ・リベラ(1591‐1652)の「聖グレゴリオ・マーニョ」(1614‐15c)

ジュゼッペ・デ・リベラの「聖ステファノ」(1610‐15c)

次の部屋です。

この部屋も同じ企画の展示でした。

バッグを椅子に置いたまま、どこかに行ってしまった係員。閑古鳥が鳴いていたので安心しきっていた?

シモン・ヴーエ(パリ、1590‐1649)の「占い師」(1617)

Candlelight Master (17世紀前半に活動)の「ヴァニタス」(1630‐35c)

David De Haen (1597c-1622) の「ヘラクレイトス(古代ギリシャの哲学者)」

Hemdrick Ter Bruggen (1588-1629) の「デュエット」(1629)

次の部屋です。

この部屋でも同じ企画展が行われていました。

Michael Sweerts (1618-1664) の「書斎の芸術家」(1647‐48)

Matthias Stomer (1600c-1650) の「サムソンとデリラ」(1630‐32c)

Mattias Stomer の「死せるアベルを悼むアダムとエヴァ」(1632‐35c)

Trophime Bigot (1579-1650) の「聖ジローラモ」(1630‐35c)

Mattias Stomer の「善きサマリア人の例え」(1630‐32c)

Mattias Stomer の「洗礼者聖ジョヴァンニの斬首」(1640‐45c)

マッティア・プレティー(タヴェルナ、1613‐マルタ、1699)の「ノアの陶酔」(1675‐80c)

マッティア・プレティーの「ラザロの蘇生」(1656‐60c)

マッティア・プレティーの「聖トッマーゾの不信」

フランチェスコ・デ・ムーラ(ナポリ、1696‐1782)の「マルタの秩序の寓意」(1747)

マッティア・プレティーの「ロトと娘たち」(1675‐80c)

カラヴァッジョ作「キリストの鞭打ち」のコピー画特別展が準備中でした。

本物はナポリのカポディモンテ美術館にあります。

立ち入りが禁止されていたので、コピー画の写真を撮ることが出来ません。

グイド・レーニ(ボローニャ、1575‐1642)に帰属する「ベアトリーチェ・チェンチ」

ピエル・フランチェスコ・モーラ(コルドレリオ、1612‐ローマ、1666)の「女の肖像」

ジョヴァンニ・ランフランコ(パルマ、1582‐ローマ、1647)の「ハープを奏でるヴィーナス」

グエルチーノの「聖ルーカ」

グエルチーノの「聖ジローラモ」

グエルチーノの「キリストの鞭打ち」

グエルチーノの「聖マッテオと天使」

グエルチーノの「ダヴィデをやりで殺そうとするサウル王」

次の部屋です。

庭にあった彫刻?


なんと大広間が開いていました!

ピエトロ・ダ・コルトーナの「神の摂理の勝利」





漸く入館者が現れました。

3階は閉鎖されていました。

前年と比べると、展示作品がかなり変わっていました。
前年(2016年)の展示作品については、このページのカテゴリーにある美術館の「ローマ国立絵画館」をクリックしてください。

(おわり)