
サン・マリーノ共和国で、現存する教会で最古のサン・フランチェスコ教会です。
柱廊左端に美術館の入り口があります。

サン・フランチェスコ美術館の入り口です。

展示の中心はサン・フランチェスコ教会修道院にあったものですが、共和国政府が買い求めた作品や地元の出身の画家や写真家などの作品もあり、14世紀から20世紀の作品が展示されてます。

修道院の廊下です。

この辺の展示はサン・フランチェスコ教会関連のものが殆どです。


聖具類

廊下の突き当りにあるフレスコ画

ビティーノ・ダ・ファエンツァ(ファエンツァ、1375‐1427)の「マギの礼拝」(15世紀前半)
サン・フランチェスコ教会にありました。

階段のところに作品が展示されているので見難いです。

17世紀の無名画家の「フェデリーコ・バロッチ作『サン・シモーネのマドンナ』のコピー画」

スカルセッリーノの追随者の「磔刑」(17世紀)

17世紀のマルケの無名画家の「マグダラのマリア」

17世紀のエミリアの無名画家の「ピエタ」

次の廊下です。

1777年に使用されたStendardo(旗)

ステファノ・チェレスティの「エジーディオ・マルテッリ・ジャンギの肖像」
サン・フランチェスコ修道院にあったそうです。

18世紀のナポリの無名画家の「磔刑」

整理箪笥(17世紀)

17世紀のナポリの無名画家の「アイソーポス(紀元前6世紀頃の古代ギリシャの寓話作家)」

18世紀の無名画家の「教皇クレメンテ14世の肖像」

17世紀のトスカーナ?の無名画家の「聖フランチェスコ」

18世紀の無名画家の「セバスティアーノ・コンカ作『祈る聖母』のコピー画」

マッテオ・ロヴェス(1625から活動記録‐1662以降没)の「聖痕を受ける聖フランチェスコ」(1646)

18世紀のローマ?の無名画家の「花の無原罪の御宿リ」
アンコーナのサン・フランチェスコ修道院にあったそうです。

17世紀のマルケの無名画家の「フェデリーコ・バロッチ作『割礼』のコピー画」

17世紀の無名画家の「グエルチーノ作『聖ジュゼッペ』のコピー画」

18世紀のマルケ?の無名画家の「四福音書記者」

17世紀初めの無名画家の「聖フランチェスコ」

ニッコロ・ラルンノ(フォリーニョ、1430c‐1502)の「教皇ニコロ4世と聖フランチェスコ」、「聖ボナヴェントゥーラとパドヴァの聖アントニオ」

17世紀初めの無名画家の「パドヴァの聖アントニオ」

フランチェスコ・ティフェルナーテ?の「玉座の聖アントニオ・アバーテとパドヴァの聖アントニオと聖アガタ」(16世紀初頭)

16世紀のヴェネトの無名画家の「聖母子と聖人たち」

ジローラモ・マルケージ・ダ・コティニョーラ(1472c‐1540)の「父なる神と聖母と聖アゴスティーノと聖アンセルモ」(1512)

ジローラモ・マルケージ・ダ・コティニョーラの「玉座の聖母子と四聖人(洗礼者聖ジョヴァンニ、聖フランチェスコ、聖マリーノ、アレッサンドリアの聖カテリーナ)」(16世紀第1四半世紀)

次の部屋です。20世紀の作品が並んでます。

ジルダ・アンブロンの「農民」(1936)

エミリオ・アンブロンの「髪をとかす女」(1976)

エミリオ・アンブロンの「入浴する女」(1950)

バルトロメオ・マリア・バッチの「ロトの娘たち」(1929)

エミリオ・アンブロンの「海の静物画」(1948)

次の部屋です。

アメリア・アンブロンの「幼き女児」(1915)

エミリオ・アンブロンの「少女」

アメリア・アンブロンの「女児の肖像」(1912)

エミリオ・アンブロンの「サビーネ女の強奪」(1970)

写真の展示室です。




沢山の写真が展示されます。




ニッコロ・ラルンノ、コティニョーラの2点、都合3点が良かったと思います。ラッファエッロとグエルチーノの作品があったそうですが、どこに消えたのでしょうか?
美術好きの暇つぶし向きの美術館ですね。
(おわり)