イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ:トスカーナ州 > エンポリ

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ジョヴァン・バッティスタ・ヴォルボーニ通称ロ・スカラブリーノ(ピストイア、1489‐1561)に帰属する「天上の聖母と聖ステファノとマグダラのマリアと聖オノフリオと聖バルバラと寄進者」(1530)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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トスカーナの無名画家の「聖母被昇天」(1600c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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ヤコポ・キメンティ・ダ・エンポリ(フィレンツェ、1551‐1640)の「聖トッマーゾの不信」(1602c)
ヴィンチのサン・トッマーゾ祈祷所にありました。


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トスカーナの無名画家の「聖母とキリストの物語」(17世紀?)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。
各画面を見ておきましょう。


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受胎告知


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ご訪問


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ご誕生


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割礼


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教会博士たちとの問答


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園の祈り


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キリストの鞭打ち


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嘲笑


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カルヴァリオへの途


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磔刑


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キリストの復活


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昇天


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聖体拝領


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聖母被昇天


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聖母戴冠


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次の部屋です。


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聖セバスティアーノのタベルナコロとボッティチーニ一族の作品があります。


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保護板に覆われている作品が必ずしも傑作とは限りません。


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クレテーゼ・ヴェネツィアーノのスタイルで描かれた「聖母子」(16世紀)


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フィレンツェ派無名画家の「バーリの聖二コラと修道女」(16世紀初め)
エンポリのサンタ・クローチェ修道院にありました。


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トスカーナの無名画家の「ヴェロニカ」(16世紀初め)


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ラッファエッロ・ボッティチーニ(フィレンツェ、1474‐1520活動記録)の裾絵?(1500‐10c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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井戸のサマリア女


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寺院からの商人たちの追放


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キリストのエルサレム入城


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ラッファエッロ・ボッティチーニ(1446‐1498)に帰属する「洗礼者聖ジョヴァンニ」(1506c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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硝子板に覆われてます。


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フランチェスコ・ボッティチーニ(1446‐1498)に帰属する「磔刑」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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16世紀初めのフィレンツェ派無名画家の「ディシプリナーティ会」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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フランチェスコ・ボッティチーニに帰属する「音楽天使たち」


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アントニオ・ロッセッリーノとフランチェスコ・ボッティチーニの「聖セバスティアーノのタベルナコロ」(1475‐80c)
大作です。
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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聖セバスティアーノ像


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二大天使と寄進者


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裾絵は聖セバスティアーノの殉教


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ラッファエッロ・ボッティチーニ(フィレンツェ、1474‐1520活動記録)の「聖ジローラモ」(1500c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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ラッファエッロ・ボッティチーニに帰属する「聖アンドレア」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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ラッファエッロ・ボッティチーニの「聖セバスティアーノ」(1500c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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フランチェスコ・ボッティチーニの「受胎告知」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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展示室から1階(日本の2階)の柱廊に出ました。


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柱廊の壁に彩釉テラコッタがあります。


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ベネデット・ブリオーニ(1459/1460-1521)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノと二天使」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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アンドレア・デッラ・ロッビア工房の「アディマーリ家の盾」 
エンポリのサンタ・マリア・ア・リーパ教会にあった?


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ロッビア工房の「聖ロッコ」(1510‐20c)
エンポリのサンタ・マリア・ア・フィッビアーナ教会にありました。


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アンドレア・デッラ・ロッビアの「永遠なる父」
エンポリのサンタンドレア参事会教会サン・セバスティアーノ礼拝堂にありました。


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アンドレア・デッラ・ロッビア工房の額縁(16世紀初め)


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ベネデット・ブリオーニに帰属する「無原罪の御宿リと聖アンセルモと聖アンブロージョ」
エンポリのサンタ・マリア・ア・リーパ教会にありました。


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アンドレア・デッラ・ロッビア工房の「聖母子」(1518)


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ベネデット・ブリオーニ工房の「聖アンセルモと聖ロレンツォと聖ジュリアーノとヴィテルボの聖ローザと聖キアーラ」
エンポリのサンタ・マリア・ア・リーパ教会にありました。


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これで終わりです。


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楽しい美術館でした。


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(おわり)

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ニッコロ・ディ・ピエトロ・ジェリーニ(フィレンツェ、1368‐1415活動)とロレンツォ・ディ・マルティーノ(フィレンツェ、1391‐1411記録)の「サンタンドレア参事会教会のポリッティコ」(1401c)
かなり欠落パネルがあります。


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聖マルタ、聖ステファノ、聖ザノービ


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聖ジローラモ、聖ルドヴィーコ、聖オルソラ


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裾絵の最後の晩餐


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キリストの逮捕


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キリストの埋葬


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次の部屋です。


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目線とほぼ平行の位置に作品が展示されてます。


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主にルネサンス期の絵画が展示されてます。


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多くの美術館と同じく、この日も入館者は私一人でした。


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ビッチ・ディ・ロレンツォ(フィレンツェ、1373‐1452)の「サンタンドレア参事会教会サン・ロレンツォ礼拝堂の祭壇画」(1423)
欠落したパネルがあります。


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玉座の聖母子と寄進者


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福音書記者聖ジョヴァンニと聖レオナルド


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Maestro di Borgo Alla Collina (15世紀前半活動)の「聖イーヴォと聖ラザッロ」(1420c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会サン・イーヴォ礼拝堂にありました。
次のパネルも同じで、多翼祭壇画の一部と考えられてます。


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Maestro di Borgo Alla Collina の「洗礼者聖ジョヴァンニと聖アントニオ・アバーテ」(1420c)


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ロレンツォ・モナコ(シエナ、1370c‐フィレンツェ、1425)の「ウミルタの聖母と四聖人」(1404c)
エンポリのサン・ドンニーノ教会にありました。


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ウミルタの聖母


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聖ドンニーノと洗礼者聖ジョヴァンニ


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聖ピエトロと聖アントニオ・アバーテ


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フィリッポ・リッピ(フィレンツェ、1406c‐スポレート、1469)の「玉座の聖母子と大天使ミケーレと聖バルトロメオと聖アルベルト」(1430c)


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ロレンツォ・モナコと工房、およびパオロ・スキアーヴォ(フィレンツェ、1397‐ピサ、1478)の「聖母子と四聖人」(1420c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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玉座の聖母子


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福音書記者聖ジョヴァンニとアレッサンドリアの聖カテリーナ


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洗礼者聖ジョヴァンニと聖アゴスティーノ


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Maestro di Signa (15世紀に活動)の「聖母子と二天使」
エンポリのサンタ・クローチェ修道院にありました。


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Maestro di Signaの「聖アンサーノと聖アポッロニア」(15世紀前半)
エンポリのサント・ステファノ教会にありました。


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Maestro di Signa の「大天使ラッファエーレ」(15世紀前半)
エンポリのサント・ステファノ教会にありました。


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ロッセッロ・ディ・ヤコポ・フランキ工房の「ウミルタの聖母」(1430c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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Maestro di Signa の「聖ロレンツォと聖ドンニーノ」、「聖ピエトロと聖パオロ」(15世紀前半)
エンポリのサン・ドンニーノ教会にありました。


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ロッセッロ・ディ・ヤコポ・フランキ(フィレンツェ、1377c‐1456)の「聖母子と四聖人」(1420‐30c)
エンポリ郊外のサン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教区教会にありました。


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聖母子


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聖セバスティアーノと洗礼者聖ジョヴァンニ


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福音書記者聖ジョヴァンニと聖ドミティッラ


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救世主


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受胎告知する大天使


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受胎告知される聖母


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フランチェスコ・ディ・ヴァルダムブリーノ(1401‐1435活動記録)の「聖ステファノ」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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次の部屋です。


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15世紀から17世紀の作品が展示されてます。


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ピエル・フランチェスコ・フィオレンティーノ(フィレンツェ、1474‐1497活動記録)に帰属する「聖母子」(1490c)


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コジモ・ロッセッリ(フィレンツェ、1439‐1507)に帰属する「聖家族と聖ジョヴァンニーノ」(1500c)


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スオール・プラウティッラ・ネッリ(フィレンツェ、1523‐1588)に帰属する「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」(1550c)


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ピエル・フランチェスコ・フィオレンティーノの「聖母子と聖マッテオ・アポストロと聖グリエルモ・エレミータと聖バルバラと聖セバスティアーノ」(1474c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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ジョヴァンニ・アントニオ・ソリアーニ(フィレンツェ、1492‐1544)に帰属する「玉座の聖ビアージョ」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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ヤコポ・デル・セッラーイオ(フィレンツェ、1442c‐1493)と工房の「聖母子と聖二コラと聖ピエトロ・マルティーレ」(1490c)


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ヤコポ・デル・セッラーイオに帰属する「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1470c)


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フランチェスコ・ボッティチーニ(フィレンツェ、1446‐1498)とラッファエッロ・ボッティチーニ(フィレンツェ、1474‐1520活動記録)の「秘跡のタベルナコロ」


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聖アンドレア


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洗礼者聖ジョヴァンニ


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裾絵


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エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。
(つづく)

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次は1階(日本の2階)の展示室です。


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ジュゼッペ・デル・モーロ(1718‐1781)の「サンタンドレア参事会教会の天井装飾計画」(1763c)


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トスカーナの彫刻家の「リッチ家紋章」(15世紀)
以下2点も同じです。


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ヴィンチェンツォ・ラーミ(1807‐1892)の「聖フィロメーナ」(1835)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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次の部屋です。


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2010年頃と比べると格段に鑑賞し易くなりました。


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14世紀から15世紀の作品が展示されてます。


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写真がOKになってから、保護板に覆われている作品が多くなりました。


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マリオット・ディ・ナルド(1394‐1424記録)の「聖母子」(1393)
パニャーナのサンタ・クリスティーナ教会にありました。


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チェンニ・ディ・フランチェスコ(1369‐1415c記録)の「アレッサンドリアの聖カテリーナと聖ルチアと聖女」


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ニッコロ・ディ・トッマーゾ(1343‐1376活動)に帰属する「磔刑」
エンポリのサンタ・クローチェ修道院にありました。


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14世紀後半のフィレンツェ派無名画家の「磔刑」


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チェンニ・ディ・フランチェスコの「聖アントニオ・アバーテと殉教聖人と聖オノフリオ」


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フィレンツェ派無名画家の「聖母と福音書記者聖ジョヴァンニ」(15世紀初め)
エンポリのサンタントニオ教会にありました。


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ピストイアの無名画家(Maestro del 1366?)の「聖母子と四聖人」(1320‐30c)


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モーゼ、ダヴィデ


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ソロモン、ジェレミア


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聖フランチェスコ、洗礼者聖ジョヴァンニ


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聖アンドレア、聖アントニオ・アバーテ
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


P2310671
ニッコロ・ディ・ピエトロ・ジェリーニ(フィレンツェ、1368‐1415活動)の「聖母子と四聖人」(1385c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。
各パネルを見てみましょう。


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聖母子


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受胎告知する大天使


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受胎告知される聖母


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聖アントニオ・アバーテ、洗礼者聖ジョヴァンニ


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聖グレゴリオ・マーニョ、聖レオナルド


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裾絵はアレッサンドリアの聖カテリーナ、聖レパラータ


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ピエタのキリスト


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聖バルバラ、聖マルゲリータ


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アーニョロ・ガッディ(フィレンツェ、1369‐1396活動)の「聖母子と四聖人」(1390c)
エンポリのサン・マーマンテ教会にありました。


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聖母子


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聖アントニオ・アバーテとアレッサンドリアの聖カテリーナ


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聖ジローラモと洗礼者聖ジョヴァンニ


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裾絵の聖ルチア、聖バルバラ


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聖母、ピエタのキリスト、マグダラのマリア


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2聖人(特定できません)


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アンブロージョ・ディ・バルデーゼ(フィレンツェ、1352‐1429)の「授乳の聖母と磔刑」(1380‐85c)
エンポリのサンタ・クローチェ修道院にありました。


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ロレンツォ・ディ・ビッチ(フィレンツェ、1350c‐1427)の「昇天した聖母からチントラを受け取る聖トッマーゾ」(1395‐1400)
エンポリのサント・ステファノ教会にありました。


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ロレンツォ・ディ・ビッチの「磔刑」(1399)
エンポリのサント・ステファノ教会にありました。


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フィレンツェ派無名画家の「十字架の奇跡」(15世紀初め)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。
(つづく)

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エンポリのサンタンドレア参事会教会です。


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参事会教会にあった作品が展示の中心ですが、その他にエンポリとその周辺の教会やパラッツォから集められた作品などが展示されてます。


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美術館の入り口は、教会に向かって右側の奥にあります。


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入館するとキオストロがあります。


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キオストロを経由して展示室に向かいます。


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15世紀のトスカーナの無名彫刻家の「エンポリの紋章」
サンタンドレア参事会教会にありました。


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15世紀のトスカーナの無名彫刻家の「聖アンドレアの紋章」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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詳細不明


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Maestro Felice Fiorentino (17世紀前半に活動記録)の「天使」(1623)


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次の部屋は、フレスコ画断片などが展示されてます。


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この美術館の展示作品の中で、最も有名な作品であるマゾリーノの「ピエタ」は、フィレンツェのストロッツィ宮に貸し出されていました。


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この美術館に何回も来てます。2014年10月に撮った写真を載せておきましょう。
マゾリーノの「ピエタのキリスト」


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18世紀のトスカーナの家具工房の「長椅子」
2017年6月に撮った作品写真を掲載していますが、マゾリーノの「ピエタのキリスト」の写真をアップするために2014年10月に撮った写真を見ていました。
展示作品や作品帰属が微妙に変わったことに気付きました。このような小さな美術館でも変化があることに驚きました。


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16世紀初めのフィレンツェ派無名画家の「授乳の聖母」
エンポリのサンタ・クローチェ修道院にありました。


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14世紀のフィレンツェ派無名画家のフレスコ断片


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14世紀のフィレンツェ派無名画家のフレスコ断片


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ベルナルド・ロッセッリーノ(セッティニャーノ、1409‐フィレンツェ、1464)の「洗礼盤」(1447)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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16世紀のフィレンツェ派無名画家の「2殉教聖人」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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ゲラルド・ディ・ヤコポ通称ロ・スタルニーナ(1387‐1413記録)の「聖アンドレアとシノピエ」(1409)
エンポリのサント・ステファノ教会にありました。


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ゲラルド・ディ・ヤコポ通称ロ・スタルニーナの「洗礼者聖ジョヴァンニと聖ピエトロ」(1409)
エンポリのサント・ステファノ教会にありました。


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フラ・パオリーノ・ダ・ピストイア(ピストイア、1488‐1547)の「聖母子」(1530c)
エンポリのCasa Santini にありました。


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次の部屋です。


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以前と比べると展示場所が変わっている作品が数点ありました。


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バッティスタ・ディ・ドナート(1536‐1557活動記録)の「聖水盤」(1557)


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トスカーナの無名彫刻家の「聖水盤」(1492‐1502)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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ジョヴァンニ・バンディーニ(フィレンツェ、1540c‐1599)の「聖女」(1580c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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ジュゼッペ・カンティーニ・ダ・ビッビエーナ通称イル・クオーコ(18世紀中頃活動)の「聖ロッコ」(1757)
エンポリのサン・ロッコ祈祷所にありました。


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フィレンツェ派無名彫刻家の「預言者」(17世紀前半)
エンポリのサンタンドレア参事会教会の洗礼堂にありました。


P2310597
フィレンツェ派無名彫刻家の「預言者」(17世紀前半)
エンポリのサンタンドレア参事会教会洗礼堂にありました。


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ベネデット・バリオーネ工房の「玉座の聖母子と四聖人(聖アンセルモ、聖フランチェスコ、聖ドメニコ、マグダラのマリア)」(1500‐10c)(テラコッタ)
エンポリのサンタ・マリア・ア・リーパ教会修道院にありました。


P2310603
ジョヴァンニ・ピサーノ(ピサ、1248c‐シエナ、1319c)の「聖母子」(1280c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


P2310605
ドイツの彫刻家の「磔刑像」(16世紀)


P2310606


P2310609
フィレンツェ派無名テラコッタ工芸家の「聖母子」(15世紀前半)
エンポリのサンタ・マリア・ア・ルーパ教会修道院にありました。


P2310612
トスカーナの家具工房の「物入れ」(17世紀初頭)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


P2310615
ミーノ・ディ・フィエゾレ(フィエゾレ、1429‐1484)の「聖母子」(1470c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


P2310618
イギリス製の聖書台(1520)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


P2310621
ドン・ロムアルド・ダ・カンデーリ(15世紀中頃活動記録)とネーリ・ディ・ビッチ(フィレンツェ、1419‐1492)の「マグダラのマリア」(1455)
ヴィンチ村のサンタ・クローチェ教会にありました。


P2310624
フィレンツェ派の「聖母子と天使」(15世紀後半)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。
(つづく)

エンポリのサンタンドレア参事会教会の続きです。
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右翼廊の先にある礼拝堂に行きました。


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この礼拝堂です。


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有名な浮彫ですが、詳しいことを失念。


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P2310484
フェルディナンド・フォスキのフレスコ画


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エジスト・フェローニの「チゴリ作『最後の晩餐』のコピー画」


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詳細不明


P2310494


P2310497
詳細不明


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内陣に戻りました。


P2310499
右側第4礼拝堂


P2310502
右第3礼拝堂


P2310505
詳細不明


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右第2礼拝堂


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天井のスタッコ装飾


P2310510
詳細不明


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Maestro Francescoに帰属する「聖アガタの殉教」


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右第1礼拝堂


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ドメニコ・デル・ポデスタによる天井フレスコ画


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詳細不明


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ドメニコ・デル・ポデスタの作品(1798)


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ドメニコ・デル・ポデスタの「アーモンドの奇跡」(1806)


P2310455
出入口の上にオルガンがあります。


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外に出ました。


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次は参事会教会付属美術館です。


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入館しました。


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キオストロを経由して展示室に向かいます。


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美術館については、後程詳しく取り上げます。


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傑作が数点あります。


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マゾリーノの作品はフィレンツェのストロッツィ宮に貸し出し中でした。


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次はマドンナ・デル・ポッツォ聖域です。


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Santuarioはローマ通りの外れにあります。


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美術館で鑑賞するうちに気温が上がって、この日も猛暑日になりました。


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マドンナ・デル・ポッツォ聖域です。


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この地は、城門の先の城壁外でしたが、12世紀の記録に教会の存在が記されています。その教会は1523年の火災によって消失しましたが、焼け跡のまま放置され荒地となってしまいました。
17世紀初めに、教会の再建が決まり、1621年、ブラマンテ様式を踏襲した建築家アンドレア・ボニタッリの設計によって再建された建物が現在の姿です。


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ファサードの前の柱廊が特徴です。


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単廊式、ラテン十字形、バロック様式の内部です。


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美術的な見どころは、2点の祭壇画です。


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主祭壇画は、制作者不明の「聖母子と聖ヤコポと聖アントニオ・アバーテ」(15世紀)


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消失した建物で、奇跡的に辛うじて残っていたのが、この祭壇画です。


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制作者不明の「聖母の教育」(18世紀)


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エンポリで見るべきものは大体見ました。


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酷暑と言うべき日だったので、早々に退散することにしました。


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駅に戻りました。


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シエナに戻ります。


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(おわり)

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サンタンドレア参事会教会です。
エンポリが単独司教区ならば、司教座教会になって当然ですが、エンポリはフィレンツェ大司教区に属してます。



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教会が5世紀半ばに設立された記録が残されてます。
1117年に創建され、1443年頃に完成したフィレンツェ式ロマネスク様式の建物が現在の姿の原形です。


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プラート産緑色大理石とカッラーラ産白色大理石を組み合わせたファサードが特徴です。


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1531年に参事会教会に昇格しました。


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1730年代、建物は風化が進み危険となったので、18世紀後半に大掛かりな修復工事が行われました。そのため、創建時のロマネスク様式の部分はファサードのごく一部に留まります。


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聖アンドレア


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洗礼者聖ジョヴァンニ


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入口扉の装飾


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拝観しました。


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単廊式、ラテン十字形、バロック様式の内部です。


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左右の側壁にそれぞれ5つの礼拝堂があります。


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右側壁


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天井


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聖水盤


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ラッファエッロ・ボッティチーニ(1477‐1520)の「救世主」


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左側最初の礼拝堂


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左側の2番目の礼拝堂


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左側第3礼拝堂


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左第4礼拝堂


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詳細不明


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左側の第5礼拝堂


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詳細不明


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後陣左側の礼拝堂


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ヤコポ・キメンティ・ダ・エンポリの「聖アンドレア」(1551‐60)


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ヤコポ・キメンティ・ダ・エンポリの「聖ジュゼッペ」


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次の礼拝堂です。


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ジュゼッペ・ロメイの「聖ジュゼッペの死」(1767)


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詳細不明


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詳細不明


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主祭壇


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主祭壇画は、ロレンツォ・ディ・ビッチ(1350‐1427)とビッチ・ディ・ロレンツォ(1373‐1452)の「トリッティコ」


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玉座の聖母子


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聖マルティーノと聖アンドレア


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聖アガタと洗礼者聖ジョヴァンニ


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裾絵


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中央の裾絵が欠落しています。


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後陣の木製磔刑像(14世紀)
(つづく)

エンポリ Empoli は、人口48,438人(2016年11月30日現在)のトスカーナ州フィレンツェ県にあるコムーネです。古代ローマ時代からフィレンツェとピサを繋ぐアルノ川の交易河港として栄え、8世紀頃に自治都市となりましたが、12世紀頃にはフィレンツェの支配下に置かれた歴史があります。
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この日(2017年6月)は、シエナからエンポリへの日帰り遠足です。


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シエナ発フィレンツェ行きの列車でエンポリ駅に到着しました。


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駅舎の時計が狂ってます。日本では考えられませんが、イタリアの駅の時計は信用できません。年間を通じて夏時間のままという駅も幾つかありますが、この駅よりもまだ増しというものです。


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駅前に立つのは。フェッルッチョ・ブゾーニ(エンポリ、1866‐ベルリン、1924)像です。大音楽家ブゾーニをご存知ではない方はいらっしゃらないと思いますが、エンポリが生んだ大作曲家で、天才ピアニストとして有名です。


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ブゾーニ像が駅の正面にあることが分かります。駅前広場やその街の中心広場に立っている胸像などに注目すると、その町が生んだ有名人や歴史が分かります。


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駅前から延びるローマ通り


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この日も暑くなりそう!


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左折してチェントロに向かいました。


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中世に築かれた城壁や城門は殆ど残っていません。


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エンポリの観光スポットは、サンタンドレア参事会教会と教会に付属する美術館ですが、私の日帰り遠足の目的もその2つに行くことです。


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ごく普通の家が立ち並んでます。


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レオナルド・ダ・ヴィンチの生地ヴィンチ村へのバスがエンポリから出ているので、観光客に意外に知られているそうです。


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セリエA、セリエBを行ったり来たりしているエンポリFCの本拠地でもあります。


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市役所を経由しました。


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Piazza del Popolo


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市庁舎


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1529年から1530年に建設されたPalazzo Pretorio del Podestaが市庁舎として使用されてます。


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広場に面した建物は16世紀に建設されたそうですが、新しく見えます。


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この辺から町の中心が始まります。


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最も賑わう通りです。


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写真左の建物は有名だったと思いますが失念しました。


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この建物にあった碑文


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開いていれば拝観したいサントステファノ教会ですが、この日も閉まっていました。旧教会になったようで、催事場やコンサート会場などに使用される時以外は開かないようです。


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入口扉上ルネッタに描かれたフレスコ画


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サントステファノ教会にある、カラヴァッジョ作品の比較的出来の良いコピー画があることで美術ファンに知られていますが、2年前のポスターが相変わらずありました。


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美術館に着きました。


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参事会教会の鐘楼


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美術館の入り口が開いていましたが、開館時間まで30分ほどあったので広場の見学と教会の拝観をすることにしました。


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こちらの入り口から教会内に入れますが、広場側から入ることにしました。


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ファリナータ広場


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正式名称が長いので、地元では単にファリナータ広場と呼ばれているようです。


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この広場がエンポリの中心です。


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サンタンドレア参事会教会


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Fontana delle Naiadi


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彫刻家Luigi Pampaloni通称Naiadiによって1828年に制作されたFontanaです。


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Museo Civicoは長期間閉鎖されたままのようです。


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(つづく)

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