
次の部屋です。

第1室です。

当然のことながら、この絵画館で最も古い時代の作品が展示されてます。

16世紀のフィレンツェの無名画家の「マグダラのマリア」
ドメニコ・プリーゴ(1491‐1527)の作品説も有力です。

ネーリ・ディ・ビッチの協力者でフィレンツェ派無名画家の「聖ビアージョ」(15世紀)

16世紀のエミリアの無名画家の「人物の寓意」

コーラ・デッラマトリーチェ(アマトリーチェ、1480c‐アスコリ・ピチェーノ、1547c)の「聖母の死と昇天」(1515c)

フランチェスコ・フランチャ(ボローニャ、1450‐1517)とバルトロメオ・パッセロッティ(ボローニャ、1529‐1592)の「寺院への出現」(?‐1580)
フランチェスコが没したのは1517年ですから、1529年に生まれたバルトロメオとの共作は考えられません。フランチェスコの未完の作品をバルトロメオが見つけ、補筆してバルトロメオが1580年に完成させたそうです。

16世紀のエミリアの無名画家の「人物の寓意」

ジョヴァンニ・アントニオ・ソリアーニ(フィレンツェ、1492‐1544)の「聖母子と二天使」


バルトロメオ・ブルガリーニ(シエナ、1337‐1378存在確認)の「マグダラのマリア」

バルトロメオ・ブルガリーニの「聖バルトロメオ」

マクリーノ・ダルバ(アルバ、1470c-1520/1528存在確認)の「聖母子とバーリの聖二コラとトゥールの聖マルティーノ」(1495‐96)

アゴスティーノ・マルティ(ルッカ、1482‐1540c)の「聖母子と聖人たち」(1513)

ニッコロ・ディ・ピエトロ・ジェリーニ(フィレンツェ、1368‐1416存在確認)の「三位一体」

Maestro della Dormitio di Terni (ウンブリアで14‐15世紀活動)の「聖バルトロメオ」

バルナーバ・ダ・モデナ(14世紀後半に活動)の「キリストの昇天」

ビッチ・ディ・ロレンツォ(フィレンツェ、1373‐1452)の「キリストの洗礼」
次の「聖痕を受ける聖フランチェスコ」とともに多翼祭壇画の裾絵と考えられてます。

ビッチ・ディ・ロレンツォの「聖痕を受ける聖フランチェスコ」

15世紀のフィレンツェ派無名画家の「聖母戴冠」

フィレンツェ派無名画家の「聖母子と聖人たち」(14世紀末‐15世紀初頭)

14世紀のイタリアの無名画家の「幼きキリストの物語」(1376)

失われたパネルが幾つかありそうです。

割礼

エジプトへの逃避

嬰児虐殺

受胎告知

ご誕生

絵画館の展示は終わりです。

絵画館以外のカピトリーニ美術館の方を見て回りました。

アントニアッツォ・ロマーノ工房の「玉座の聖母子」(15世紀末‐16世紀初頭)




宮殿の礼拝堂です。




作品帰属はこれで分かります。



展示室から見えた風景です。






外に出ました。

(おわり)