イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ:ウンブリア州 > モンテファルコ

今回は、モンテファルコのサンタ・ゴスティーノ教会です。
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マンマに教えられた通り、サンタゴスティーノ教会が開いてました。


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旧サン・フランチェスコ教会と並んでこの町で必見の教会でしょう。


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1279年から1285年に建設されたロマネスク様式の教会です。


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創建以来大がかりな修復や改修工事が行われていません。


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右側に側廊があるので、珍しい二廊式の内部です。


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木組みの梁の天井


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この教会の見どころはフレスコ画です。


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シエナ派の影響を受けたウンブリアの無名画家の「授乳の聖母」(15世紀初頭)


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ジョヴァンニ・ディ・カッラドゥッチョ(フォリーニョ、1404‐1437記録)の「慈悲の聖母」(15世紀前半)


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この礼拝堂のフレスコ画はウンブリアの無名画家によって14世紀後半に描かれました。


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詳細不明の「受胎告知」


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詳細不明


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アンブロージョ・ロレンツェッティに帰属する「聖母戴冠」(14世紀前半)


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ジョヴァンニ・バッティスタ・カポラーリに帰属する「聖母子と聖ジャコモと福音書記者聖ジョヴァンニ」(1522)


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ウゴリーノ・ディ・ジスベルト(フォリーニョ、1479‐1500活動)の「聖母子と聖アゴスティーノとベアート・アンジェリコ・ダ・フォリーニョ」(15世紀第4四半世紀)


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15世紀のウンブリアの無名画家の「磔刑」


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15世紀のウンブリアの無名画家の「聖母子とアレッサンドリアの聖カテリーナ」


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詳細不明


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詳細不明


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14世紀のウンブリアの無名画家の「聖母子」


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何が描かれているのか分かりません。


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主祭壇と後陣


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「磔刑像」(16世紀)


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15世紀のウンブリアの無名画家によって描かれたフレスコ画


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15世紀のウンブリアの無名画家によって描かれたフレスコ画


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サンタグネスの礼拝堂


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14世紀のウンブリアの無名画家によって描かれたフレスコ画(14世紀末)


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かなり落剝してます。


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「受胎告知する大天使」


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17世紀の無名画家の「聖アグネス」


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後陣への立ち入りが可能であることが分かりました。


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聖歌隊席の上に置かれていました。


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ユニークです。


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この礼拝堂のフレスコ画は殆ど落剝してます。


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「あれっ、何処かで見たような・・・・」
Cappella della Madonna Perpetuo Soccorso


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直ぐに思い出すことが出来ました。
先ほど、市立美術館のサン・フランチェスコ教会で見たベノッツォ・ゴッツォリのフレスコ画と同じです。


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これです。
ベノッツォ・ゴッツォーリのフレスコ画の写真を再掲します。


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サンタゴスティーノ教会のフレスコ画は、多分ヤコポ・ヴィンチオーリ・ダ・スポレートによって描かれたとされてます。また、時代的にこちらの方はベノッツォ・ゴッツォリ作品の複製と考えられてます。


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複製のフレスコ画が制作した理由は不明のようです。


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制作者不明


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この部分はフランチェスコ・メランツィオによって描かれたそうです。


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詳細不明の礼拝堂


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サンタ・キアーラ・ダ・モンテファルコの礼拝堂


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制作者不明の「聖キアーラ・ダ・モンテファルコ」


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次の礼拝堂です。


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右側廊


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フレスコ画が沢山あって十分楽しめました。


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聖水盤


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そろそろフォリーニョ行きのバスの時間です。


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サンタゴスティーノ門のフレスコ画をもう一度見ました。


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バスの発車時刻まで2分しかありません。


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乗り遅れると次のバスは夕方なので焦りました。サンタゴスティーノ教会でゆっくりし過ぎました。


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所がバスは15分遅れ!


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バスターミナルから撮った写真
(おわり)

旧サン・フランチェスコ教会の続きです。
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右側廊です。


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右側の礼拝堂などを見ていきました。


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(シエナの)サン・ベルナルディーノの礼拝堂です。


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フレスコ画は、ヤコポ・ヴィンチオーリ・ダ・スポレートによって1461年に制作されました。
ヤコポはベノッツォ・ゴッツォリの影響を受けた画風でした。


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聖ジローラモ


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磔刑


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シエナの聖ベルナルディーノの物語


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シエナの聖ベルナルディーノ


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アレッサンドリアの聖カテリーナ


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祈るキリスト


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聖母子


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モンテファルコの聖キアーラ


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詳細不明の「聖母子」


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この辺は説明プレートがないのでお手上げです。


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次の礼拝堂です。


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詳細不明


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詳細不明


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詳細不明


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詳細不明


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詳細不明


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ジョヴァンニ・コッラドゥッチョと工房の「祈りキリストと4福音書記者」(1420‐30c)


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私にはこの礼拝堂のことがよく分かりません。勿論、市立美術館の方では分かっていると思います。


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Maestro del Crocifisso di Montefalco の「彩色磔刑像」(13世紀末‐14世紀初頭)


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次は聖ジローラモの礼拝堂です。


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ベノッツォ・ゴッツォリが1452年に制作したフレスコ画です。


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小美術館ですがサン・フランチェスコ教会のフレスコ画が秀逸でした。


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ウンブリアを代表する美術館一つと思います。


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特筆すべきは月曜日に開館していることです。


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出口は入口と兼用です。


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有難いことに避暑にもなりました。


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外に出ました。
(おわり)

旧サン・フランチェスコ教会の続きです。
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美術ファンにとって見所豊富な教会と言えるでしょう。


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中でもフレスコ画が秀逸です。


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壁龕に描かれたフレスコ画


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ウンブリアの無名画家のフレスコ画(14世紀末‐15世紀初め)


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こちらの壁龕はペルジーノのフレスコ画(1503)


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受胎告知、永遠なる父


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ご誕生


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聖アンドレアの壁龕のフレスコ画は、ティベリオ・ダッシジの「玉座の聖母子と聖アンドレアとバーニョレージョの聖ボナヴェントゥーラ」(1510)


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パドヴァの聖アントニオの壁龕のフレスコ画は、ヤコポ・ヴィンチオーリ・ディ・スポレートの「磔刑とパドヴァの聖アントニオの物語」(15世紀中頃)


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Cappella della Concezione o Bontadosi
この礼拝堂のフレスコ画は、イル・ファンティーノによって16世紀末‐17世紀初めに制作されました。


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無原罪の御宿リと聖フランチェスコとパドヴァの聖アントニオ


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父なる神と受胎告知


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バーニョレージョの聖ボナヴェントゥーラ


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聖母の寺院への出現


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クーポラ


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アッシジの聖キアーラ


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ジョヴァンニ・ディ・コッラドゥッチョ工房の「アンティオキアの聖イグナツィオ」


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詳細不明


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ウンブリアの無名画家の「アレッサンドリアの聖カテリーナの殉教」


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アントニアッツォ・ロマーノ(?、1430‐1435c‐ローマ、1508)の「サラゴッツァの聖ヴィンチェンツォと聖イッルミナータとトレンティーノの聖二コラ」(1488)


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16世紀初めのペルジーノの追随者の「聖母子とトローサの聖ルドヴィーコと天使」


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詳細不明


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ペルジーノの追随者の「聖セバスティアーノ」(16世紀初め)


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ペルジーノの追随者の「聖ロッコ」


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次の礼拝堂です。


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Cappella della Passione


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この礼拝堂のフレスコ画は、ベノッツォ・ゴッツォリに描かれました。しかし、ジョヴァンニ・コッラドゥッチョによって1415年から1420年に制作されたとの説もあるようです。


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聖フランチェスコの生涯が描かれてます。


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(つづく)

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フランチェスコ・メランツィオの「救助の聖母」(15世紀第4四半世紀)


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フランチェスコ・メランツィオの「玉座の聖母子と聖人たち(聖セバスティアーノ、聖ピエトロ、聖パオロ、聖ドメニコ?)」(1487)


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フランチェスコ・メランツィオの「聖母子と4聖人」(1488)


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玉座の聖母子


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聖セバスティアーノ、聖フォルトゥナート


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聖セヴェーロ、モンテファルコの聖キアーラ


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次の部屋です。


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17世紀の制作


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イタリア中部で製造されたピストル(18世紀)


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トッマーゾ・グラムピーニとクレメンテ・デリ・アッバ―ティの「サラセン兵士像」(1747c)


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ヨーロッパ東部で製造されたサーベル(19世紀)


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武具


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イタリア製の衣服(18世紀)


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この辺の展示が意味合いが分かりません。


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詳細不明


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詳細不明


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次の部屋です。


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イタリアの無名彫刻家の「聖アゴスティーノ」(17世紀後半)


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聖ピエトロ像が取り外されてます。


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制作者不明の「磔刑像」(18世紀)


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制作者不詳の「磔刑像」(15世紀)


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制作者不明の「磔刑像」(16世紀)


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エルコーレ・オルフェイ(ファーノ、16後半活動)の「聖体容器」(1569)


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アンドレア・デッラ・ロッビア工房の「聖母戴冠」(16世紀前半)


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ウンブリア産の織布断片(15世紀前半)


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ウンブリア産テーブルクロス(17世紀)


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ウンブリア産クッションカヴァー(17世紀)


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イタリア産婦人靴(18世紀後半)


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イタリア産針山(16‐17世紀?)


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イタリア産洗礼帯(16世紀第3四半世紀)


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次はサン・フランチェスコ教会です。


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1335年‐1338年に建設されました。


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左側壁


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右側に側廊が設けられてます。


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天井


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(つづく)

P2390257モンテファルコは小さな町ですが、それにも拘らず市立美術館は質の高い作品を展示しています。


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写っている教会はサン・フランチェスコ教会です。


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既に宗教活動を停止した旧教会です。


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教会は市立美術館に組み込まれ、旧サン・フランチェスコ教会に描かれたフレスコ画、モンテファルコの各教会から集められた祭壇画やフレスコ画が展示されてます。


P2390258
教会の手前の建物も美術館です。


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入館しました。


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最初の展示室です。


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展示室番号の表記はなかったと思います。


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17世紀のウンブリアの無名彫刻家の「対の天使」(木彫り彩色像)


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この部屋には目ぼしい作品がなかったような・・・・・


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18世紀の無名画家の「受胎告知」


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クレメンテ・デリ・アッバ―ティの「聖母の誕生」(1779)


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ミケランジェロ・チェッレーティの「マグダラのマリアの昇天」


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アントン・マリア・ガルビの「聖母被昇天」(18世紀後半)


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次の部屋です。


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シメオーネ・チブッリの「聖母子と聖ジョヴァンニーノとバーリの聖二コラと聖フランチェスコ」(1605)


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ピエトロ・ランカネッリの「天上の聖母子と聖ロッコと聖クレメンテと聖フランチェスコと聖キアーラ」(1602)


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16世紀中頃の無名画家の「四福音書記者」(16世紀中頃)


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18世紀の無名画家の「聖母子」


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16世紀前半のウンブリアの無名画家の「磔刑のキリストと聖母と福音書記者聖ジョヴァンニとマグダラのマリア」(16世紀初め)


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ウンブリア?の無名画家の「聖母子」(14世紀初め)


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15世紀前半のローカル無名画家の「聖人たち」


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14世紀末のウンブリアの無名画家の「獄中の聖マルゲリータ」


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次の展示コーナーです。


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ニッコロ・ラルンノ工房の「聖母戴冠と洗礼者聖ジョヴァンニと聖セヴェーロ」(15世紀第3四半世紀)


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ヤコポ・ヴィンチョーリの「磔刑像」(1461c)


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ニッコロ・ラルンノのサークルの「聖フランチェスコがいる磔刑」(15世紀第3四半世紀)


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16世紀のウンブリアの無名画家の「磔刑」


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15世紀のフォリーニョの無名画家の「キリストの物語」(1450‐60c)


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受胎告知


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ご誕生


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マギの礼拝


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割礼


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キリストの逮捕


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キリストへの嘲笑


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カルヴァリオへの途


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磔刑、授乳の聖母
磔刑の隣が授乳の聖母は時系列的に理解できません。


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メロッツォ・ダ・フォルリ工房の「聖母子」(1470c)


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スポレートの無名画家の「彩色磔刑像」(1280‐90)


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ウンブリアの無名画家の「ピエタ」(1330c)


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16世紀初めのウンブリア無名画家の「聖母戴冠とパドヴァの聖アントニオとフェルトレの聖バルナルディーの」(16世紀初め)


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フランチェスコ・メランツィオの「聖母子と2音楽天使」(1510)


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フランチェスコ・メランツィオの「玉座の聖母子と聖人たち(パドヴァの聖アントニオ、シエナの聖ベルナルディーノ、聖フランチェスコ、聖フォルトゥナート、トローサの聖ルドヴィーコ、聖セヴェーロ)」(1498)


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フランチェスコ・メランツィオの「受胎告知」、「幼きキリストを崇拝する聖母」(15世紀末‐16世紀初め)


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フランチェスコ・メランツィオの「聖フランチェスコ」(15世紀末‐16世紀初め)
(つづく)

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市立美術館の開館時間になりました。


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市立美術館については、4回に分けて詳しく触れる予定です。


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特によかったのが旧サン・フランチェスコ教会のフレスコ画でした。


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月曜日の行き先としてモンテファルコは有り難い存在であると実感しました。


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フォリーニョ行きのバスの時間まで1時間半もあるので、町歩きを再開しました。
タクシーも考えましたが、観光案内所で聞いたら、ベヴァーニャにタクシーが行ったのでフォリーニョから呼ぶということでした。


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サンタゴスティーノ教会のフレスコ画が素晴らしいので、それを見るためには1時間半は無駄になりません。


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フェデリーコ2世門


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サン・バルトロメオ教会の入り口はファサード側にあります。


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大回りしないとファサード側には行けません。


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サン・バルトロメオ教会の鐘楼


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閉まっていることが多い教会なので、大回りしてファサード側に行く気がしません。


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町一番の通りに出てしまいました。


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狭いチェントロなので、同じところに何度も来てしまいます。


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次はサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会です。


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この道を3,4分歩けばグラツィエ教会に出ます。


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鐘楼が見えてきました。


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サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会です。


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シエナ派の無名画家によるフレスコ画があるようですが、拝観したことがありません。


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この日も扉が固く閉まっていました。入口下に鳥のフンがないので、現役の教会と思いました。活動を停止した教会の扉下には鳩のフンが多いのが普通です。


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美術館になっているサン・フランチェスコ教会を除けば、この町で拝観すべき教会はサンタゴスティーノに尽きます。


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人口比教会数としては、モンテファルコは教会当たりの人口はかなり低い、つまり教会が多いと思います。


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Vicolo Valenti


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市立美術館に入館する前に通った道です。


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Corso Goffredo Mameli


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サンタゴスティーノ教会です。


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日中は開いていると思っていたので、扉が閉まっていたのは予想外でした。ところが、親切なマンマがあと5分もすれば開くよ、と教えてくれました。人のことをよく見てますね、マンマ恐るべしです。


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Via Melanzio


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開いていないだろうと思いながら、サン・バルトロメオ教会ファサードに向かいました。


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予想通り閉まっていました。


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Largo San Bartolomeo


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ダンテ広場


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ダンテ広場からサンタ・キアーラ教会が見えました。


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城壁沿いのVia de Cuppisです。


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右折してVia Piceniに出ました。


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この通りの突き当りがサンタゴスティーノ教会です。


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聖フランチェスコ


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(つづく)

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イタリアの空は青いですね。


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Largo della Castellina


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徐々に暑くなってきましたが、町歩きにはまだ最適でした。


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城壁外は丘の上で見所がないので、フェデリーコ2世門を潜って城壁内に戻りました。


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次はサンタ・ルチア教会です。


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物音一つ聞こえてきません。


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この通りは、画家のあのヴァザーリと関係があるのでしょうか?
それともvasaio(壺職人、壺売り)?


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画家のヴァザーリがモンテファルコで仕事をしたという話は聞いたことがありません。


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観光客がいません。


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鐘楼が見えてますが、サンタ・ルチア教会のものではありません。


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サンタ・ルチア教会は普通の民家よりも小さな建物です。


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残念! 扉が閉まっていました。


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一度拝観したことがありますが、この近所の人たちが大切している素朴な信仰の場であることが分かりました。


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稚拙と言った方が良さそうな落剝して辛うじて聖母子の痕跡とわかるフレスコ画があります。


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この付近は非常に綺麗で、道にはごみ一つ落ちていません。


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教会付近の家々も綺麗です。


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次はカミアーノ門です。


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写真右奥の道を下れば門に出ます。


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カミアーノ門です。


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門を潜って城壁外に出ました。


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Viale Matteotti


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遠くに見えているのはフォリーニョ?


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城壁外には見所がありません。


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城壁内に戻りました。


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この道を上れば直ぐにコムーネ広場に出ます。


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広場が写ってます。


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同じところを歩いてはつまらないので、Vicolo del Monteに入りました。


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この突き当りに市立美術館があります。


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Palazzo de Cuppis


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開館時間まで30分ほどありました。更に時間つぶしが必要です。


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Vicolo Valenti


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小さな町なので、あちこち歩いても中々時間がつぶれません。


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この辺の道はコムーネ広場に出るようになってます。


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広場に戻って一休みすることに。


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コムーネ広場に戻りました。


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気の利いた店で開いていたのはエノテカだけでした。


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こんな朝早くから開店して、一杯やる客がいるんだろうかと疑問に思っていたら、なんと私がその客に。


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(つづく)

P2380881ピンク色の自転車のオブジェ


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サンタゴスティーノ門


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時計が3時10分を指してますが、午前9時過ぎでした。


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門に描かれたフレスコ画


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門を潜って城壁外に出ました。


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城壁外の時計もダメですね。


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モンテファルコの城壁


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Torre del Veriziere


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城壁外には見所がなさそうでした。


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Borgo Garibaldi


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ここにもピンクに塗られた車輪がありました。


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次はサンタ・キアーラ教会です。


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この道を下ればバスターミナルに出ます。


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この辺で通りの名称がカヴール通りに変わります。


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サンタ・キアーラ教会修道院です。


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ファサードにある聖キアーラ像です。


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こちらの像は頭部が崩落しているので、誰の像なのか、分かりません。


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扉が開いていたので拝観しました。


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三廊式の内部です。


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聖キアーラと言うとアッシジの聖キアーラが有名です。しかし、この教会はモンテファルコの聖キアーラ(モンテファルコ、1268‐1308)を祀ってます。
サンタ・キアーラ・ダ・アッシジは、1194年に生まれ1253年に没しました。
二人は全くの別人ですから、混同してはいけません。


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1261年、聖キアーラの姉ジョヴァンナがこの地に修道院を建てましたが、それがこの教会に前身です。
現在の建物は1430年に建設されたもので、クリプタに聖キアーラの遺体が埋葬されてます。


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16世紀に造られた祭壇


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右翼廊の礼拝堂


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詳細不明


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左側廊


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右側廊


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詳細不明


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出入口


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特に見所がない田舎の教会でした。


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次はサン・バルトロメオ教会です。


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城壁沿いの道を上りました。


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フェデリーコ2世通り


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サン・バルトロメオ協会は城壁内にあります。


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城壁が続いてます。城壁内に入る門はこの先です。


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通ってきた道を振り返りました。


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下の方に視界が開けてきました。


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Porta Federico II


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サンタ・キアーラ教会の全景が良く見えました。


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(つづく)

モンテファルコは、人口5,626人(2017年1月1日現在)のウンブリア州ペルージャ県にあるコムーネで、ルネサンス期にはウンブリア派画家たちの拠点として芸術面で大いに発展しました。
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フォリーニョ駅前です。


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この日は2017年6月の月曜日でした。フォリーニョからバスでモンテファルコに向かいました。
多くの美術館や博物館が休館となる月曜日の過ごし方については、美術ファンの私としては腐心するところです。モンテファルコ市立美術館が月曜開館とされているので、モンテファルコ行きを決めたのです。


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モンテファルコのバスターミナルに到着しました。


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先ず市立美術館が本当に開館しているのか、確認に向かいました。


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チェントロを縦貫するCorso Goffredo Mameriです。
所々に飾り付けがあって、通常とは違って華やいで見えました。そうは言っても、足繫く通っているわけではなく、これで4回目のモンテファルコです。


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道路にあったものです。お祭りの後でしょうか?


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市立美術館にやってきました。


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市立美術館に組み込まれている旧サン・フランチェスコ教会です。


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確認できました、この日は開館します。
モンテファルコのような小さな自治体の美術館ですが、開館日時が記載されているHPの記述はあてにならないことが良くあります。


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開館時間まで2時間ほどありました。それまで町歩きです。
Palazzo de Cuppis


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ここにもありました。


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この時は分かりませんでしたが、町の飾りつけはGiro d’Italia 2017のものでした。
Giro d'Italiaの第10ステージがフォリーニョからモンテファルコまで行われたのです。


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中世の佇まいを見せる町並みです。


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アントニオ・マルティーニ広場


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町の中心であるコムーネ広場に向かいました。旧サン・フランチェスコ教会から広場まで30‐40mくらいの僅かな距離です。


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広場の入り口にありました。


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この広場が第10ステージのゴールだったようです。


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コムーネ広場


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Palazzo del Comune


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朝方はそうでもありませんでしたが、この日も猛暑日になりました。


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劇場です。


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ピンク色はモンテファルコのシンボルカラーのようです。


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朝の早い時間にモンテファルコに来たのは、フォリーニョからの午前中のバスが午前7時台しかなかったからです。タクシーを利用したことがありますが、€25ほどでモンテファルコに行くことが出来ます。しかし、駅前のタクシーが常駐するのは大体午前10時からなので、バス利用に決めました。


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市立美術館の開館確認を優先したので、バスターミナルからの道はほとんど見ていませんでした。


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チェントロの入り口である門まで戻って、町歩きをやり直すことにしました。


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Corso Goffredo Mameli


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この時はピンク色の飾りつけが何のためなのか、全く分かりませんでした。


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ピンク色に塗装された自転車がありました。


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夏至前後の日曜日に祭りをするコムーネが多いので、この時は、前日の日曜日がお祭りだったと思っていました。


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レストランやワインショップなどにピンク色の飾りつけが多かったと思います。


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昼食をしたレストランで聞いて、初めてGiro d'Italiaのことが分かったのです。


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自転車ロードレースはヨーロッパで非常に人気があるスポーツです。


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中野浩一選手が世界選手権で5連覇か6連覇した時、レストランで食事をしていたら、中野選手の偉業について話しかけられたのを覚えてます。


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日本では、自転車競技と言うと、競輪、ギャンブルという印象が強いせいなのか、中野選手の偉業に対する評価がイマイチのようだったと思います。


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サンタゴスティーノ教会


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Porta Sant'Agostino


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(つづく)

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