チェルタルドのアルトのメイン通りボッカッチョ通りです。
1375年12月21日、ジョヴァンニ・ボッカッチョが没したCasa del Boccaccioです。この家が博物館として公開されてます。
ボッカッチョは、1313年に生まれましたが、その生地については3説あるものの、生地を特定する資料が見つからないので不明とされてます。
3説のうち、最も有力とされているのはフィレンツェです。父がフィレンツェの商人であり、フィレンツェに定住していたので、それも当然です。
2番目の説はパリ生まれ説です。ジョヴァンニは、名もなきフランス女性の私生児として生まれましたが、身ごもった母が出身地のパリに戻って出産したとされてます。また、父はジョヴァンニが生まれると直ぐに自分の息子として認知したそうです。
3番目の説がチェルタルドです。チェルタルドに行くと、地元贔屓のせいでしょうか、チェルタルド生まれとしています。
扉が閉まってますが、ここが博物館の入り口ではありません。
赤と白の旗の下が博物館の入り口です。
以前は博物館の切符売り場が観光案内所を兼ねていましたが、今は違うようです。
2014年に撮った写真には観光案内所のマークが付いていました。
博物館から塔に上ることが出来ます。
入館しました。
ボッカッチョ所縁の品、ボッカッチョが生存した時代に使用されていたもの、ボッカッチョの著作やそれらの訳本などが展示されてます。
デカメロンの訳本を昔読んだことがあるくらいで、ボッカッチョについては何も知りません。
元々ボッカッチョの興味がないが、チェルタルドに来たからには入館するのが付き合いと言うもの、というスタンスです。
制作者情報不明の「ボッカッチョの肖像」
誰のことを描いたフレスコ画でしょうか? ボッカッチョ? ダンテ?
説明ビデオを見るコーナー
図書館があります。
世界中から集められたボッカッチョの訳本やボッカッチョに関する評論本などがあります。
日本語の本もあります。
ボッカッチョのメダル
制作者情報不明の「著作するボッカッチョ」
塔に上りました。
高さはそれほどでもありませんが、絶景が楽しめます。
塔に出ました。
外に出ました。
(おわり)