
夕方近くなって空が晴れ渡るようになりました。

次はサンタレッサンドロ・イン・クローチェ教会です。

10世紀創建の古い歴史があるサンタレッサンドロ・イン・クローチェ教会ですが、その後何度も再建され、現在の建物は、1737年工事着工、1923年に完成しました。

単廊式、ラテン十字形、バロック様式の内部です。

現存する作品は多くありませんが、昔は数多くの作品を有する教会として有名だったそうです。

右側壁

約100点の絵画、彫刻があったそうですが、ロレンツォ・ロットの作品を含む多くの作品が売却され、現在、世界中の美術館で展示されています。

主祭壇

後陣の装飾

残された作品のうち、最も有名なのが出入口上部にある作品です。

ジョヴァン・バッティスタ・モローニの「聖母戴冠」(1576)

ジョヴァンニ・バッティスタ・ピットーニの「聖母子と聖人たち」(1746)

ジョヴァン・バッティスタ・パローディの「聖カルロ・ボッロメオ」

残念ながら古い作品が残ってません。

次はサン・ベルナルディーノ教会です。

教会が見えてます。果たして開いているか!

サン・ベルナルディーノ・イン・ピーニョロ教会は、残念ながらこの日も閉まっていました。
傑作が見たかった!!!

傑作と言うのが、ロレンツォ・ロットの「玉座の聖母子と聖人たち」(1521)です。

最近、閉まっていることが多く、これで3連敗です。

教会の拝観ほど厄介なモノはありません。ベルガモは、それでも見るべき教会が多く、全ての教会が閉まっていて拝観できないということは有り得ないので、それが救いです。

県庁舎
教会はバッサの中心地にあります。

ドニゼッティ劇場

オペラが盛んな町です。

バッサの中心にやってきました。

サン・バルトロメオ教会が見えてます。

サンティ・バルトロメオ・エ・ステファノ教会が正式な名称です。

1613年工事着工、1642年に完成したルネサンス様式の建物です。

単廊式、バロック様式の内部です。

左右の側壁に礼拝堂が設けられてます。

右側壁

縦が60m、横が14mあります。

マッティア・ボルトローニ(カンダ、1695‐ベルガモ、1750)によって1749年に制作されたフレスコ画

後陣天井のフレスコ画もマッティア・ボルトローニによって描かれました。

主祭壇

ロレンツォ・ロットの「マルティネンゴの祭壇画」(1516)


マッティア・ボルトローニのフレスコ画

マッティア・ボルトローニのフレスコ画

フランチェスコ・コッペッラの祭壇画(18世紀)

ジュゼッペ・オレッリの「聖ステファノの説教」(18世紀)

ジュゼッペ・オレッリの「聖ステファノの殉教」(18世紀)

詳細不明

カルロ・サリスの「聖ヴィンチェンツォ・フェレ―リの奇跡」(1748)

ジュゼッペ・オレッリの「シエナの聖カテリーナ」(18世紀)

ジュゼッペ・パッジの「シエナの聖カテリーナ」(18世紀)

ジュゼッペ・パッジの「シエナの聖カテリーナの聖体拝領」(18世紀)

ピエトロ・リッチ通称イル・ルッゲーゼの「聖ライモンド」(1641)

マウロ・ピチェナルディの「聖母の結婚」(18世紀)

エネア・ダルピーノ通称イル・サルメッジャの「ロザリオのベアータ・ヴェルジネ」

マウロ・ピチェナルディの「割礼」(18世紀)

マウロ・ピチェナルディの「聖ヴィンチェンツォの奇跡」(18世紀)

ピエトロ・ダミアーニ・ダ・カステルフランコ(1592‐1651)の「天上の聖母子と2聖人」

詳細不明

外に出ました。

ドニゼッティ像

これで大体見終わりました。

サンタ・マリア・インマコラータ・デッレ・グラツィエ教会

バッサを見てからアルタのホテルに戻るのが面倒に思いました。

(おわり)