次はサン・ドメニコ教会です。
1729年から1730年にかけて建設されたPalazzo dell'Accademia del Semplici
プラートは繊維工業が盛んですが、安い労働力を求めて中国人、韓国人を多数雇用しました。そのため、東洋系のショップを数多く見かけるようになりました。
サン・ドメニコ広場
1281年創建のサン・ドメニコ教会修道院です。
内部に古いフレスコ画が残されてます。
彫刻があったと思わせる身廊外壁の壁龕です。
残念ながら、サン・ドメニコ教会は閉まってました。
このところ閉まっているのが普通なので、あまり期待していませんでした。
旧修道院のMuseoが閉まっていました。ガックリ。
2012‐2013に行われた特別展の案内が、2017年にもあるなんて不可思議でした。
サンティ・ヴィンチェンツォ・エ・カテリーナ聖堂です。
ヴィンチェンツォ・エ・カテリーナ聖堂も閉まっていました。
次はミゼリコルディア教会です。
ミゼリコルディア教会も閉まってました。
ここにはブロンズィーノ、アレッサンドロ・アローリなどの祭壇画があるので、残念です。
開かない教会ばかり。
次はサンタゴスティーノ教会です。
サンタゴスティーノ教会は、ポルタ・アル・セッラーリオ駅近くにあります。
ドゥオーモが見えてきました。
ドゥオーモ広場を横切りました。
この日のお宿を素通り。
駅の方に進みます。
サンタゴスティーノ教会の鐘楼が見えてきました。
ファサードの方に回ります。
サンタゴスティーノ教会です。
扉が開いているのを見てホッとしました。
1271年、この地に小さな礼拝堂と小さな修道院が建設されました。14世紀中頃には手狭となったので、再建されることになり、14世紀末に創建され、1440年に完成したルネサンス様式の建物が現在の教会の姿です。
鐘楼
恐らくフレスコ画があったと思われるルネッタ
ファサードの丸窓
入口扉の彫刻
三廊式、ルネサンス様式の内部です。
名の知られた画家たちの祭壇画が10点以上あります。
左側廊
この教会が開いていたことで、何とか教会巡りの目的が果たせそう。
右側廊
シモーネ・ピニョーニ(フィレンツェ、1611‐1698)の「トレンティーノの聖二コラと聖人たちと音楽天使たち」(1655c)
有名な「キリストの洗礼」のコピー画
ヤコポ・キメンティ・ダ・エンポリ(フィレンツェ、1551‐1640)の「無原罪の御宿リ」(17世紀)
トッマーゾ・ディ・ピエロ(プラート、1464‐1529)の「ロレートの聖母」(16世紀)
アストルフォ・ペトラッツィ(シエナ、1583‐1665)の「天上のキリストと聖人たち」(1638)
ピエトロ・ペザッティ(リヴォルノ、1829‐1890)の「聖家族」(19世紀)
14世紀の逸名画家作「聖母子と聖アゴスティーノと聖マルゲリータ」(14世紀中頃)
主祭壇
ジョヴァンニ・ビゼッリ(フィレンツェ、1556‐1612)の「聖アゴスティーノの洗礼」(1603)
マッテオ・ベルティーニの「天上の聖母子と聖アゴスティーノ」(1603)
チゴリ工房の「チントラの聖母」(16世紀)
詳細不明
ラファエッロ・ヴァンニ(シエナ、1590‐1657)の「三位一体と聖アゴスティーノ」(17世紀中頃)
ロレンツォ・リッピ(フィレンツェ、1606‐1664)の「聖トッマーゾの施し」(1660)
ジョヴァン・バッティスタ・ナルディーニ(フィレンツェ、1535‐1591)の「慰めの聖母と聖アゴスティーノと聖モニカ」(16世紀)
制作者情報不詳の「磔刑像」(17世紀末‐18世紀初め)
詳細不明のフレスコ画
第2日はこれで終わりです。
(おわり)