
この時間ならばドゥオーモは開いている筈ですが・・・・・

開いていました。しかし、人が続々と中に入っていきます。これからミサが行わるようです。

中に入った途端、ミサが始まりました。
仕方がないので、以前、来た時の写真を載せましょう。
単廊式、新古典様式の内部です。

祭壇画やフレスコ画など、見どころが比較的多いドゥオーモです。
1974年の司教区再編に伴い、Concordia-Pordenone司教区のConcattedraleとなりました。

ジョヴァンニ・アントニオ・デ・サッキス通称イル・ポルデノーネ(ポルデノーネ、1483‐フェラーラ、1539)の「慈悲の聖母」(1515)

Stefano Pievano di Sant'Agneseの「聖人(落剝して特定できません)、司教聖人、聖クリストフォロ、司教聖人」(1382)

ポンポニオ・アマルテオ(モンタ・ディ・リヴェンツァ、1505‐サン・ヴィトー・アル・タリアメット、1588)の「エジプトへの逃避」

ドメニコ・ティントレット(ヴェネツィア、1560‐1635)の「聖ジローラモ」

アントニオ・カヴァジョーニの「十字架降下と聖ヴィンチェンツォ・フェッレーリ」(1738)

マルチェッロ・フォゴリーノ(ヴィチェンツァ、1483/1488-1558)の「3聖人」

ポルデノーネの「聖ロッコと聖エラズモ」(1512-18)
聖ロッコはポルデノーネの自画像です。この自画像を基にしてPalazzo Comunale横のポルデノーネ像が再現されました。

そのポルデノーネ像(写真再掲)

モンティーカ礼拝堂のフレスコ画です。

礼拝堂の壁一面がフレスコ画で覆われてます。

ジョヴァンニ・マリア・ツァッフォーニ通称イル・カルデラ―リ(ポルデノーネ、1500-1570)によって、1554年から1555年に制作されたフレスコ画です。

フレスコ画のテーマはキリストと聖母の物語です。

聖霊降臨

エマオの晩餐

外に出ました。

高さ72mの鐘楼です。


ドゥオーモと市立美術館を見終えると、美術的にはポルデノーネの旅はほぼ目的達成と言うべきです。

ミサに来る人が続々と・・・・・ 信心深い市民が多い?

宗教に頼るほど自分は弱くありません。

Corso Vittorio Emanuele IIを戻ります。

帰路は通りの歴史的建造物をじっくりと見て行きました。

案内板や説明板が完備してます。

Palazzo Varmo-Pomo


この建物の壁に描かれたフレスコ画が面白い。

これです。

Palazzo Cattaneo

写真の小さな字を読めますか?


Palazzoが続きます。



17世紀中頃に建設されたPalazzo Tinti

駅に近付くにつれて建物が新しくなります。

17世紀に建設されたPalazzo Pittini

柱頭に描かれたフレスコ画

コンコルディア劇場

ホテルに戻る前に早い夕食を食べました。

この時間でも空いている中華料理屋が意外にも良かった。




満腹です。

(おわり)