イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ:教会巡り > ジェノヴァ、サンティッシマ・アンヌンツィアータ聖堂

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フランチェスコ・スコット(ジェノヴァ、1750c‐1826)の「磔刑」


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ジュゼッペ・イーゾラ(ジェノヴァ、1808‐1893)の磔刑礼拝堂の天井フレスコ画


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ベルナルド・ストロッツィ(ジェノヴァ、1581‐ヴェネツィア、1644)の祭壇画


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以上が左側廊の礼拝堂です。


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中央礼拝堂前から見た出入口方向です。


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中央礼拝堂と後陣


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後陣のフレスコ画は、ジュリオ・ベンソ(ぺーヴェ・ディ・テーコ、1592‐1668)の「受胎告知」、「聖母被昇天」


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クーポラのフレスコ画は、ジョヴァンニ・アンドレア・アンサルド(ヴォルトリ、1584‐ジェノヴァ、1638)によって描かれました。


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ジャコモ・アンドレア・ポンソネッリ(マッサ、1654‐ジェノヴァ、1735)の「磔刑像」


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中央礼拝堂の左右の側壁に祭壇画があります。


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左側壁は、ジョヴァンニ・バッティスタ・カルロ―ネ(ジェノヴァ、1603‐パロディ・リグーレ、1684c)の「キリストの寺院への出現」


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右側壁は、ジョヴァンニ・バッティスタ・カルロ―ネ(ジェノヴァ、1603‐パロディ・リグーレ、1684c)の「キリストの博士たちとの問答」


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中央礼拝堂のイコン


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中央礼拝堂のイコン


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ロレートの聖母の礼拝堂です。


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レオナルド・ミラーノ(コモ、1577‐ジェノヴァ、1637)の「ロレートの聖母」


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ジョヴァンニ・バッティスタ・カルロ―ネ(ジェノヴァ、1603‐パロディ・リグーレ、1684c)の「ポルタの聖サルヴァトーレの奇跡」


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ジョヴァンニ・アンドレア・アンサルド(ヴォルトリ、1584‐ジェノヴァ、1638)の右側廊クーポラのフレスコ画


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トマーゾ・クレリーチ(ジェノヴァ、1636‐1657)の「三大天使」


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トマーゾ・クレリーチ(ジェノヴァ、1636‐1657)の「聖ドメニコ・ソリアーノの行為」


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パドヴァの聖アントニオ礼拝堂の祭壇画は、トマーゾ・オルソリーノ(ランポニオ、1587‐ジェノヴァ、1675)の「パドヴァの聖アントニオ」


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ジャコモ・ポルタ(?、?‐ジェノヴァ、1662)の「祭壇」


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右側廊


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ジョヴァンニ・カルロ―ネ(ジェノヴァ、1584‐ミラノ、1631)によって描かれた右側廊天井のフレスコ画


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同断


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ドメニコ・ピオラ(ジェノヴァ、1628‐1703)の「受胎告知」(1679)


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アンドレア・カルロ―ネ(ジェノヴァ、1626‐1697)の「ご訪問」


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アンドレア・カルロ―ネ(ジェノヴァ、1626‐1697)の「聖母の寺院への出現」


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説教壇


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ジョヴァンニ・バッティスタ・カルロ―ネ(ジェノヴァ、1603‐1684)の「アルカンターラの聖ピエトロ」


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アンドレア・マリア・ピオラ(ジェノヴァ、1654‐1715)の「聖母子と聖グレゴリオと聖オルソラ」


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ダニエーレ・クレスピ(ボスコ・アルシツィオ、1600‐ミラノ、1630)の「聖ジョヴァンナ」


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ジョヴァンニ・ベルナルド・カルボーネ(ジェノヴァ、1614‐1683)の「十字架の前で祈るフランスの聖ルイ9世」


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クラウディオ・フランチェスコ・ボーモン(トリノ、1694‐1766)の「聖ルイ9世の寄進」


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クラウディオ・フランチェスコ・ボーモン(トリノ、1694‐1766)の「ペスト患者と聖ルイ9世」


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ドメニコ・フィアセッラ(サルザーナ、1589‐ジェノヴァ、1669)の天井フレスコ画


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サン・ジョヴァンニ・バッティスタ礼拝堂です。


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詳細不明


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祭壇(詳細不明)


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ドメニコ・ピオラ(ジェノヴァ、1628‐1703)の「磔刑の前の聖ドメニコ」


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シモーネ・パッラビーノ(ジェノヴァ、1575c‐ミラノ、1620c)の「聖ディエゴの奇跡」


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17世紀中頃の逸名画家作「聖ボナヴェントゥーラの奇跡」


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ドメニコ・ピオラの追随者作「聖霊降臨」


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ジョヴァンニ・アンドレア・デ・フェラーリ(ジェノヴァ、1598‐1669)の「アガルとイスマエーレ」


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グリエルモ・カッチャ通称イル・モンカルヴォ(モンタボーネ、1568‐1625)の「聖フランチェスコの誕生」


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ジョヴァンニ・バッティスタ・カルロ―ネ(ジェノヴァ、1603‐1684)の礼拝堂天井のフレスコ画


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カルロ―ネ一族、ピオラ一族など画家一家の作品が多くて、作品を特定させるのが大変でした。


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ブログの書き手として時間が相当かかった記事でした。


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外に出ました。
(おわり)

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ジェノヴァのバルビ通りの先に教会の建物があります。


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Piazza del Nunziataに面して建つ教会です。


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Basilica di Santissima Annunziata del Vastato
ジェノヴァに、2つの受胎告知教会があるので、区別するためにdel Vastatoが付けられて呼称されてます。


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この場所には、1228年に建てられた小さなサンタ・マリア・デル・プラート教会修道院がありましたが、1508年、教会修道院の建物はフランチェスコ会修道士の所有に変更されました。
フランチェスコ会は、譲渡された建物を取り壊し、その上に新しい建物の建設を決め、1520年に創建されましたが資金難のため、1537年に工事が中断され、シンプルで小さな建物のまま、活動していました。
1582年、工事が再開されましたが、資金難のため工事は遅々として進みませんでした。1591年、ロメッリーニ家が資金を負担することになり、彫刻家でもあり建築家であるタッデオ・カルロ―ネ(ローヴィオ、1543‐ジェノヴァ、1615)の工事監督によって、工事が再開され1615年に完成しました。


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新古典様式のファサードはジョヴァンニ・バッティスタ・レナスコとカルロ・バラビーノの設計、工事監督によるものです。


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身廊外観


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鐘楼がファサードの左右に二本設けられてます。


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第二次世界大戦の爆撃によって、大きな被害を受け、戦後に大修復された建物です。


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お布施を依頼してます。


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聖堂内に入りました。


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三廊式、バロック様式の内部です。


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縦54m×横33mの聖堂です。


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装飾が地味なのは柱くらいです。


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身廊天井のフレスコ画は、ジョヴァンニ・カルロ―ネ(ジェノヴァ、1584‐ミラノ、1631)とジョヴァンニ・バッティスタ・カルローネ(ジェノヴァ、1603‐パロディ・リグーレ、1684c)によって描かれました。


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場面毎に二人のうち誰によって描かれたのか特定されているそうです。


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その辺は、私にはあまり興味がありません。


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左側廊


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左右の側廊天井にもフレスコ画が描かれてます。


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左側廊にある礼拝堂から見て行きました。


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ジョヴァンニ・バッティスタ・カルローネ(ジェノヴァ、1603‐パロディ・リグーレ、1684c)の「聖クレメンテの殉教」
サン・クレメンテ礼拝堂の中央祭壇画です。


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ジョヴァンニ・バッティスタ・カルローネ(ジェノヴァ、1603‐パロディ・リグーレ、1684c)の「聖クレメンテの殉教」
サン・クレメンテ礼拝堂の右側壁にあります。


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ジョヴァンニ・バッティスタ・カルローネ(ジェノヴァ、1603‐パロディ・リグーレ、1684c)の「聖クレメンテの苦痛」
サン・クレメンテ礼拝堂の左側壁にあります。


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左側廊第2礼拝堂です。


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ジョヴァンニ・バッティスタ・パッジ(ジェノヴァ、1554‐1627)の「聖キアーラの変容」


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ジョヴァンニ・バッティスタ・カルローネ(ジェノヴァ、1603‐パロディ・リグーレ、1684c)の「洗礼する聖フランチェスコ・ソラーノ」


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クリスチャン・ラクロワ(フランス人、ジェノヴァで17世紀後半活動)の「磔刑」


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ルーカ・カンビアーソ(モネーリア、1527‐スペイン、エル・エスコリアル、1585)の「磔刑」


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ドメニコ・ピオラ(ジェノヴァ、1627‐1703)の「無原罪の聖母」


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左側廊天井のフレスコ画はジョヴァンニ・カルロ―ネ(ジェノヴァ、1584‐ミラノ、1631)の作品です。


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ドメニコ・ピオラ(ジェノヴァ、1627‐1703)の「天上の聖母子と聖ディエゴ」


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左第5礼拝堂の天井フレスコ画はドメニコ・ピオラ(ジェノヴァ、1627‐1703)によって描かれました。


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ドメニコ・ピオラ(ジェノヴァ、1627‐1703)の「聖ディエゴの説教」


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ドメニコ・ピオラ(ジェノヴァ、1627‐1703)の「フィリッポ2世の病気の息子を治す聖ディエゴ」


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左第6礼拝堂です。


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「聖フランチェスコ」(18世紀)


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左第6礼拝堂の天井フレスコ画はジョアッキーノ・アッセレート(ジェノヴァ、1600‐1649)の「聖母被昇天」


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左翼廊のクーポラ


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レオナルド・ミラーノ(コモ、1577‐ジェノヴァ、1637)の「聖母子と聖人たち」


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ルチアーノ・ボルツォーネ(ジェノヴァ、1590‐1645)の「聖母子と聖人たち」
(つづく)

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