サンタナスターシア聖堂からドゥオーモに向かいました。ご覧のように、余り離れてません。（ランベルティの塔からの写真です）



ドゥオーモの傍にアディジェ川が流れてます。



高さ約75mの鐘楼が目立ちます。



サンタナスターシア聖堂からドゥオーモに向かうと、直ぐにドゥオーモの鐘楼が見えてきます。



ドゥオーモ通りを進めば、突き当りがドゥオーモの身廊側です。



身廊側から聖堂内に入らないで、ファサード側のドゥオーモ広場に出ます。



広場に面して建つBiblioteca Capitolare



貴重な本を所蔵していることで有名な図書館です。



ヴェローナのドゥオーモ、Cattedrale di Santa Maria Matricolareです。



教会の歴史は古く、4世紀頃、この場所に存在していた初期キリスト教会が前身です。8‐9世紀頃に再建されましたが、ヴェローナを襲った1117年の大地震によって倒壊したので、再び建設されることになり、1120年創建、1187年に完成したロマネスク様式の建物が原形です。1187年、教皇ウルバーノ3世によって献堂されました。



15世紀にゴシック様式に一部拡充改装され、ファサードは16世紀に完成しましたが、ファサード完成後の建物が現在の姿となってます。



ファサードの柱廊玄関、ProtiroとFrontoneが特徴です。



Frontoneの時計



Protiroのルネッタ上の彫刻は、ニッコロ（1122‐1139活動）の「マギの礼拝」



ファサードの彫刻






Portale principaleの左柱の彫刻



Portale principaleの右柱の彫刻












柱廊玄関の左右に置かれたライオン像は、ニッコロ（1122‐1139活動）の作品です。



向かって右側に置かれたライオン像



詳細不明



詳細不明



サイド・ポータル



フレスコ画は14世紀に制作されました。



柱頭の彫刻






鐘楼の下部は12世紀のロマネスク様式のものですが、16世紀にサンミケーリ・ファジュオーリによってルネサンス様式で一応の完成を見ました。しかし、突端部は20世紀に手が加えられたものの、未完成で現在に至っています。



サイド・ポータルから聖堂内に入りました。



三廊式、ラテン十字形の内部です。



ロマネスク様式の構造ですが、15世紀に改装されました。



右側廊方向



中央通路



14世紀から16世紀頃の絵画や彫刻の宝庫とも言えます。



Cappella Dionisi



祭壇画は、アントニオ・バレストラ（ヴェローナ、1666‐1740）の「天上の聖母子と聖人たち」です。その前にある小さな彫刻はアンジェロ・サルトーリの「聖アルカディオの殉教」です。



Cappella Dionisiのフレスコ画は、アントニオ・バディーレII（ヴェローナ、1424‐1507）の作品です。






Cappella Calcasoli



ニコロ・ジョルフィーノ（ヴェローナ、1476‐1555）の「十字架降下と聖人たち（聖ロッコ、聖アントニオ・アバーテ、聖セバスティアーノ、聖バルトロメオ）」



Cappella Calcasoliのフレスコ画は、ジョヴァンニ・マリア・ファルコネット（ヴェローナ、1468‐パドヴァ、1535）によって1503年に制作されました。






（つづく）