イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ:ロンバルディア州 > コモ

037
中央礼拝堂後陣のフレスコ画を見ます。


020
Maestro di Sant'Abbondioと称するジョッテスキ逸名画家によって描かれた「キリストの受難の物語」(1325c)です。


021
コモに於ける美術関係の最大の見所とされているフレスコ画です。


022
観光客のグループがよく訪れてきます。


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場面毎に見て行きましょう。


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天井


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左から聖ピエトロ、聖マリア・マッダレーナ、祈るキリスト、聖ジョヴァンニ・バッティスタ、聖パオロ


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向かって左側


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受胎告知


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羊飼いの礼拝


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マギの礼拝


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キリストの鞭打ち、誘惑


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マギの夢


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キリストの洗礼


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エルサレム入城


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カルヴァリオへの上り


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磔刑


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中央部分


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羊飼いへの知らせ、神殿奉献(下)


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向かって右側


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エジプトへの逃避


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ヘロデ王の魔術


029
ユダの接吻


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十字架降下


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エジプトへの旅


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ヘロデ王の饗宴


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嬰児虐殺


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キリストの埋葬


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後陣右の第1礼拝堂


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詳細不明


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後陣右の第2礼拝堂


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聖母子(14世紀)


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右側壁にある祭壇画


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詳細不明


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身廊側壁上部


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フレスコ画の痕跡が認められます。


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中央礼拝堂前から見たファサード側出入口


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外に出ました。


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夏至近くの強烈な日差しが眩しかったのを覚えてます。


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(おわり)

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FS線下を走るレジーナ・テオドリンダ通りに面して聖堂があります。


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サンタッボンディオ聖堂です。


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コモの3代目司教聖アマンツィオ(イギリス・カンタベリー、4世紀後半‐コモ、450)は、ローマに旅を行い、聖ピエトロと聖パオロの聖遺物をコモに持ち帰り、その聖遺物を奉る教会、サンティ・ピエトロ・エ・パオロ教会をコモ城壁外の現在地に448年に建設しました。その教会が前身です。
死を前にした聖アマンツィオは、コモ司教の後継者として聖アッボンディオ(テッサロニキ、5世紀初め‐コモ、469c)を指名して、聖アッボンディオがコモの4代目司教になりました。


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818年、司教座が置かれるとともに、教会は聖アッボンディオに捧げられることになり、名称がサンタッボンディオ聖堂に改称されました。
10世紀後半、城壁内に新司教座教会が建設されることになり、現在のドゥオーモの一応の完成を見た1013年、司教座はサンタッボンディオ聖堂から新ドゥオーモに移されました。
その後、聖堂はベネデット会の所有となりました。


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ベネデット会は、従来の建物を取り壊し、その上に新しい建物の建設を決め、1050年創建、1095年に完成したロマネスク様式の建物が現在の姿の原形です。その後、何度も修復されましたが、元の姿をほぼ留めていると言われてます。


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また、ベネデット会によって大修道院が併設されましたが、1783年に修道院としての活動が停止されたまま、、神学校の学舎に転用され、現在はインスブリア大学法学部となってます。


007
鐘楼が二本あるのが特徴となってます。


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後陣


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身廊はサンタッボンディオ通りに面してます。


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身廊側にも出入り口があります。


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取り壊された以前の建物の見所は、コモ市立のPinacotecaで見ることが出来ます。


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ファサードの扉上ルネッタのフレスコ画は失われています。


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ロマネスク様式の柱頭


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聖堂内に入ります。


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翼廊がない、ロマネスク様式の内部です。


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左右に二本づつの側廊が設けられてます。


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つまり5廊式になってます。


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天井


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2本の左側廊


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2本の右側廊


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ファサード裏に聖歌隊席があります。


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聖歌隊席側壁に描かれたフレスコ画「聖母子と聖人たち」(14世紀)


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聖水盤


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聖水盤下の彫刻


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左側壁の祭壇画から見て行きます。


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ジョヴァンニ・バッティスタ・レッキ(コモ、1600c‐1648)の「聖アッボンディオの奇跡」(1620‐30c)


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フレスコの断片が残されてます。


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14世紀の逸名画家によって描かれたフレスコ画


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後陣左のサンティッシモ・サクラメント礼拝堂です。


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コモ司教の聖エウビリオの遺体


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後陣左の第2礼拝堂です。


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中央礼拝堂


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主祭壇下の安置されている聖アッボンディオの遺体


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中央礼拝堂横に置かれた彫刻


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トンマーゾ・ロダーリ(マロッジャ、1460‐コモ、1525)の「聖アッボンディオ像」(1490)
(つづく)

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次はローマ時代の展示です。


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ローマ時代の最初の部屋です。


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第17室です。


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先史時代の展示物によく似ています。


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展示物が少ない部屋です。


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次の部屋です。


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第18室です。


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石碑(紀元前6‐5世紀)


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次の部屋です。


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この部屋から展示室番号の表示がありません。


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カーテンもフレスコ画です。


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天井


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制作者等のフレスコ画の詳細が分かりません。


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式福の粘土像(1世紀前半)


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「Trulla in vetro」(1‐2世紀)
trullaは、屁、おならの意味? 「ガラスの屁」では意味が通らないと思うのですが・・・・・


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この部屋からアルフォンゾ・カロヴァ―リオの収集物の展示です。


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肖像画の詳細は不明です。


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次の部屋です。


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天井のフレスコ画


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次の部屋です。


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天井の装飾


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詳細不明


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詳細不明


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胸像が並んでます。


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次の部屋です。


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再びローマ時代の展示室です。


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次の部屋です。


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絵画の詳細は不明です。


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石棺や墓石が展示されてます。


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これで終わりです。


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外に出ました。
(おわり)

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次の部屋です。


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第12室です。


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壁の殆どにフレスコ画が描かれてます。


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制作者等、フレスコ画の詳細が分かりません。


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美術好きの方にとっては楽しい部屋でしょう。


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次の部屋です。


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第13室です。


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天井の装飾


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彫刻があります。


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一見に値します。


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残念ながら彫刻の制作者等の詳細が分かりません。


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考古学的な展示がありません。


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次の部屋です。


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第14室です。


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部屋の装飾


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次の部屋です。


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第15室です。


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次の部屋です。


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第16室です。


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先史時代の展示はこれで終わりです。
(つづく)

P2720552
次の部屋です。


P2720551
第6室です。


P2720553


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次の部屋です。


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第7室です。


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次の部屋です。


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第8室です。


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次の部屋です。


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第9室です。


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次の部屋です。


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第10室です。


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次の部屋です。


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第11室です。


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第11室のフレスコ画


P2720593
フレスコ画の詳細が不明です。


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P2720600
(つづく)

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コモのPiazza Medaglie d'Oroです。


P2720506
ジョヴィオ伯爵家の邸宅として建てられたPalazzo Giovio(またはPalazzo Luciniとも呼ばれてます)です。この建物にコモ市立パオロ・ジョヴィオ考古学博物館が置かれてます。


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19世紀末、当時のジョヴィオ家の当主パオロ・ジョヴィオ伯爵が建物をコモ市に寄贈しましたが、博物館の名称はそれに因んでます。考古学博物館は1897年に開館しました。


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入館しました。


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博物館は、先史時代、ローマ時代、アルフォンゾ・ガラヴァ―リオの収集物(古代エジプトなど)、中世の4部門から成ってます。


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階段に沿って中世部門が展示されてます。


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展示室がある1階(日本の2階)から見て行きました。


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展示室内に入りました。


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第1室です。


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人類の出現に繋がった進化の過程を示してます。


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P2720519
次の部屋です。


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第2室


P2720527


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次の部屋です。


P2720528
第3室です。


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P2720533


P2720535
次の部屋です。


P2720536
第4室です。


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次の部屋です。


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第5室です。


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壁に描かれたフレスコ画


P2720550


P2720547
(つづく)

引き続き2.5室です。
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マンリオ・ホーの「Composizione 6」(1935‐74)


P2730478
マンリオ・ホーの「Composizione 」(1935‐74)


P2730480
マンリオ・ホーの「Composizione 4」(1935‐74)


P2730482
次の部屋です。


P2730483
2.6室です。


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2.6室の天井


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アンジェロ・テンキオの「Sentinella (番兵、見張りと言う意味)2」(1980)


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アルド・ガッリの「Officina (工場、製作所、工房の意味)1」(1969)


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アルド・ガッリの「Desegno per Officina 1」(1969)


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アルフォンゾ・サイタルディの「Composizione 」(1976)


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アルヴァ―ロ・モルテーニの「Vibrazioni (振動、響き、調子の意味)」(1932)


P2730497
アルヴァ―ロ・モルテーニの「Composizione」(1943)


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アルヴァ―ロ・モルテーニの「Composizione n.3」(1941)


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マリオ・アスナーゴの「2人の男」(1952)


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マリオ・アスナーゴの「Vetro (ガラス)」(1965)


P2730508
マリオ・アスナーゴの「Passe n.114」(1976)


P2730510
次の部屋です。


P2730511
2.7室です。


P2730513
多数の作品が展示されてます。


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この部屋の作品紹介は省略させて頂きます。


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P2730517
次の部屋です。


P2730518
2.8室です。


P2730519
ジュリアーノ・コッリーナ「Spiaggia (海岸、川岸、浜辺、砂浜の意味)」(1968)


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ヴェルジリオ・ヴァイロの「Trabucco(小型天秤の意味)」(2005)


P2730524
バルダッサッレ・ロンゴーニの「コモ湖」(1930)


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バルダッサッレ・ロンゴーニの「虹」(1928)


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ヴィンチェンツォ・スキアヴィオの「Loghi di montagna (山のロゴ?)」(1950)


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ドナート・フリーシャの「小さな町の風景」(1937)


P2730535
ウーゴ・ベルナスコーニの「ロベッタの庭」(1950)


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ベット・ロッティ―の「市場の馬」(1941)


P2730545
ヴィンチェンツォ・スキアヴィオの「孤立した家」(1950c)


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セルジオ・タリアブエの「軒先」(1983)


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ジュリアーノ・コッリーナの「花」(1973)


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最終展示室の2.9室です。


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椅子が展示されてます。


P2730559
これで終わりです。


P2730560
1階に戻りました。


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地上階に下りました。


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外に出ました。


P2730567
(おわり)

P2730368
次の部屋です。


P2730369
1階(日本の2階)の第10室です。


P2730371
フランチェスコ・カピアーギ(コモ、1831‐1898)の「ヴィッラ・アルベーゼのブリアンツァ地方の風景」(1861c)


P2730374
チェーザレ・マッシーニ(ベルリン、1804‐フィレンツェ、1871)の「イメルダ・デイ・ランベルタッツィとボニファチョ・デイ・ジェレメイ」(1854)


P2730377
逸名画家作「フラミニオ・デ・オーキの肖像」


P2730380
逸名画家作「フェリーチャ・ジョーヴィオの肖像」


P2730382
シジスモンド・ナッピ(ミラノ、1804‐1832)の「ガレアッツォ・カッタネオの肖像」


P2730386
シジスモンド・ナッピ(ミラノ、1804‐1832)の「エウジェニア・カッタネオの肖像」


P2730387
2階(日本の3階)に向かいました。


P2730388
2階は1900年代の作品が展示されてます。


P2730389
2階の最初の展示室です。


P2730390
2.1室です。


P2730393
理解するのが大変な作品ばかりです。


P2730394
2.2室と2.3室です。


P2730396


P2730397


P2730398
詳細不明


P2730400


P2730401
次の部屋です。


P2730402
2.4室です。


P2730403
部屋の天井


P2730405
アルド・ガッリの「Composizione(構成、創作、成分などの意味)」(1951)


P2730407
カルラ・プリーナの「Studio per Composizione」(1948c)


P2730411
カルラ・プリーナの「Composizione astratta」(2002)


P2730414
アルド・ガッリの「Disegno(デッサン、模様、パターンなどの意味)」(1963)


P2730419
カリア・バディア―リの「Composizione 43」(1943)


P2730422
カリア・バディア―リの「Composizione n.3」(1936)


P2730424
マンリオ・ホーの「Composizione」(1939)


P2730428
ブルーノ・ムナーリの「Scultura da viaggio」(1950‐1996)


P2730431
マンリオ・ホーの「Composizione 50/218」(1950)


P2730434
マリオ・ラディーチェの「Composizione C.F. 123B」(1936‐38)
題名の意味が分かりません。


P2730437
マリオ・ラディーチェの「Composizione C.F.T. 66」(1935‐37)


P2730441
マリオ・ラディーチェの「Composizione G.R.U. 35/8」(1937)


P2730443
次の部屋です。


P2730444
2.5室です。


P2730445
部屋のフレスコ装飾


P2730446


P2730447


P2730449
アルド・ガッリの「Composizione astratta」(1942)


P2730451
アルド・ガッリの「Composizione astratta」((1938)


P2730453
アルド・ガッリの「Composizione astratta」(1943)


P2730455
アルド・ガッリの「Disegno per rilievo」(1953)


P2730458
アルド・ガッリの「Disegno per rilievo」(1953)


P2730461
アルド・ガッリの「Relievo(レリーフ、浮彫、観測などの意味)」(1953)


P2730463
アルド・ガッリの「Relievo」(1953)


P2730466
マリオ・ラディーチェの「Composizione R.S. 202」(1961)


P2730469
カルラ・バディア―リの「Circolo della Vela」(1933)


P2730471
貸し出し中の作品


P2730472
カルラ・バディア―リの「Studi per Composizione n.40」(1936‐37)
(つづく)

P2730251
次の部屋です。


P2730252
1.5室です。


P2730255
北イタリアの逸名画家作「オルジナーリ家の人々の”Sinite parvulos"」(1710‐20c)


P2730258
17世紀前半のロンバルドの逸名画家作「真の十字架の発見」(17世紀前半)


P2730261
17世紀末から18世紀初めのロンバルドの逸名画家作「聖ジョヴァンニ・バッティスタの誕生」(1700‐10c)


P2730264
次の部屋です。


P2730265
1.6室です。


P2730267
フランチェスコ・カイロ(ミラノ、1607‐1665)の「井戸のサマリア女」(1650c)


P2730270
フィリッポ・ラウーリ(ローマ、1623‐1694)の「園のキリスト」


P2730272
カルロ・フランチェスコ・ヌヴォローネ(ミラノ、1609‐1661)の「ゲッセマネ園のキリスト」


P2730276
アントニオ・マリア・クレスピ通称イル・ブスティーノ(ブスト・アルシーツィオ、1580‐1630)の「悔悛の聖マリア・マッダレーナ」


P2730279
ジュゼッペ・ピナッチ(シエナ、1642‐1718)に帰属する「光悦の聖フランチェスコ」


P2730282
アゴスティーノ・サンタゴスティーノ(ミラノ、1635c‐マンデッロ・デル・ラリオ、1706)の「罪人への励まし」(1662c)


P2730285
17世紀後半のロンバルドの逸名画家作「斬首されたものへの授福」(1660‐70c)


P2730287
次の部屋です。


P2730288
1.7室です。


P2730289
肖像画が並んでます。


P2730291
ベルナルディーノ・カンピ(レッジョ・エミリア、1522‐1591)の作品かも知れない「ヴェスパシアーノ・ゴンザーガの肖像」(1559)


P2730295
ミラノの逸名画家作「武装した男の肖像」(1590c)


P2730298
ミラノの逸名画家作「手袋を手にする男の肖像」(1625‐30c)


P2730301
ミラノの逸名画家作「騎士の正装をした男の肖像」(1650‐60c)


P2730304
ミラノの逸名画家作「カリドニア・ジョーヴィオ・デッラ・ポルタと息子二コラオの肖像」(1640‐50c)


P2730307
ミラノ?の逸名画家作「紳士の肖像」(1640‐50c)


P2730309
ジュゼッペ・ヌヴォローネ(サン・ジミニャーノ、1619‐1703)の「紳士の肖像」(1640‐50c)


P2730312
逸名画家作「アントニオ・マリア・エルバ(教皇インノチェンツォ11世の甥)の肖像」(17世紀後半)


P2730315
次の部屋です。


P2730316
1.8室です。


P2730317
マリオ・ヌーツィ通称マリオ・デイ・フィオーリ(ローマ、1603‐1673)の「花瓶の花」(1650‐60c)


P2730321
ロンバルディアの逸名画家作「狩りの戦利品」(1660‐80c)


P2730324
マリオ・ヌーツィ通称マリオ・デイ・フィオーリ(ローマ、1603‐1673)の「花瓶の花」(1650‐60c)


P2730327
エリザベッタ・マルキオンニ(ロヴィーゴ、17世紀後半活動)の「花の静物画」


P2730330
逸名画家による「イル・チェラーノ作『鳥類』のコピー画」(17世紀後半)


P2730333
アントニオ・コルツァ(ヴェローナ、1653‐1725)の「戦闘」(1700‐10c)


P2730337
アントニオ・コルツァ(ヴェローナ、1653‐1725)の「戦闘」(1700‐10c)


P2730341
次の部屋です。


P2730342
1.9室です。


P2730343


P2730345
ポンぺオ・バトーニ(ルッカ、1708‐ローマ、1787)の「ウルカヌス」(1750)


P2730348
ピエトロ・リガーリ(アルデンノ、1686‐ソンドリオ、1752)の「守護天使」


P2730351
逸名彫刻家作「ユディトとホロフェルネス」


P2730354
貸し出し中


P2730356
逸名彫刻家作「ダヴィデ」


P2730360
イラリオ・スポルヴェリーニ(パルマ、1657‐ピアチェンツァ、1734)に帰属する「ミラノ城包囲戦」


P2730362
アレッサンドロ・マニャースコ通称リッサンドリーノ(ジェノヴァ、1667‐1749)の「淑女の肖像」(18世紀初め)


P2730366
アントニオ・ルチーニ(コモ、1702から活動)の「アントニオ・マリア・パッラヴィチーノの肖像」(1742)
(つづく)

P2730163
引き続き0.12室です。


P2730165
逸名画家作「受胎告知、ご誕生、マギの礼拝が描かれたカッソーネ側面」(15世紀第4四半世紀)


P2730167
コモのサンティ・コズマ・エ・ダミアーノ教会のフレスコ画


P2730175


P2730176


P2730170
Maestro dei Santi Cosma e Damianoの「聖母子と聖コズマと聖ダミアーノ」(16世紀第1四半世紀)


P2730173
逸名画家作「聖ジョヴァンニ・バッティスタ」(16世紀初め)


P2730177
逸名画家作「死せるキリストへの哀悼」(1525‐30c)


P2730180
ジョヴァンニ・アンドレア・デ・マジストリス(コモ、1460c‐1532c)の「幼きキリストへの崇拝」(15世紀末‐16世紀初め)
マルケで活動した同名の画家ジョヴァンニ・アンドレア・デ・マジストリス(カルダローラ、1510‐1573)がいるので、時々混同されてます。


P2730183
彫刻も展示されてます。


P2730184
柱頭(15世紀末‐16世紀初め)


P2730185
柱頭(15世紀末‐16世紀初め)


P2730189
「聖女またはシビッラ」(15世紀末)


P2730191
「聖ジローラモ」(15世紀末‐16世紀初め)


P2720764
一旦切符売り場の方に戻り、階段を上って1階に向かいました。


P2730193
Quadreria Storica


P2730195
逸名画家作「ヴォルピ伯爵家の家系樹」


P2730198
逸名画家作「ジョヴァンニ・アントニオ・ヴォルピ(コモ、1513‐1588)の肖像」
ジョヴァンニ・アントニオ・ヴォルピは、長らくコモ司教を務めました。


P2730201
1階の最初の部屋です。


P2730202
1.1室です。


P2730204
17世紀のロンバルドの逸名画家作「春の寓意」(1615‐30c)


P2730206
詳細不明


P2730209
詳細不明


P2730210
次の部屋です。


P2730211
1.2室です。


P2730212
ジョヴァンニ・パオロ・ギアンダ(コモ、1597c‐1637)の「若者を治す聖ピエトロ・マルティーレ」


P2730216
逸名画家作「聖ピエトロ・マルティーレの殉教」(16世紀末)


P2730218
クリストフォロ・カレザーナ(コモ、1601cから記録‐1629)の「聖別の奇跡」


P2730221
次の部屋です。


P2730222
1.3室です。


P2730226


P2730224
ジョヴァンニ・ピエトロ・ニョッキ(ミラノ、1553c‐1609)の「エステルとアハシュエロス」


P2730228
ジョヴァンニ・ピエトロ・ニョッキ(ミラノ、1553c‐1609)の「ユディト」


P2730230
ベルナルディーノ・カンピ(レッジョ・エミリア、1522‐1591)と工房の「ロレートの聖母と聖ドメニコと聖ピエトロ・マルティーレと寄進者」


P2730234
ジョヴァンニ・ピエトロ・ニョッキ(ミラノ、1553c‐1609)の「天上の聖母子と司教聖人と聖ドメニコと聖マルゲリータと聖ファウスティーナと聖リベラータ」


P2730236
次の部屋です。


P2730237
1.4室です。


P2730238
天井の装飾


P2730240
逸名画家作「十字架降下とフランチェスコ会聖人たち」(17世紀)


P2730243
逸名画家作「磔刑」(17世紀)


P2730246
ジョヴァンニ・バッティスタ・レッキ(コモ、1587‐1668c)とジョヴァンニ・パオロ・レッキ(コモ、1606‐1686)の「聖マルコの殉教」


P2730249
ジュリオ・チェーザレ・プロカッチーニ(ボローニャ、1574‐ミラノ、1625)の「聖母被昇天と聖ロッコとアレッサンドリアの聖カテリーナと聖アグネス」(17世紀)
(つづく)

引き続き0.10室です。
P2730052
ボニファチョ・ダ・モデナの紋章(1317)


P2730055
Secondo Maestro di Santa Margheritaの「聖母戴冠」(1330‐40c)


P2730057
Secondo Maestro di Santa Margheritaの「信者たち」(1330‐40c)


P2730062
Secondo Maestro di Santa Margheritaの「2司教聖人」(1330‐40c)


P2730064
Secondo Maestro di Santa Margheritaの「聖アンブロージョ」(1330‐40c)


P2730065
Secondo Maestro di Santa Margheritaの「ドメニコ会聖人」(1330‐40c)


P2730067
Secondo Maestro di Santa Margheritaの「天使と聖女」(1330‐40c)


P2730069
Secondo Maestro di Santa Margheritaの「聖ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ」(1330‐40c)


P2730070
Secondo Maestro di Santa Margheritaの「聖人とPalazzo Merlato」(1330‐40c)


P2730076
次の部屋です。


P2730077
0.11室です。


P2730079
Maestro di Anna Sforza (ロンバルディア、1490‐1500活動)の「祈祷書」(15世紀中頃)


P2730081
ミラノのタペストリ工房作「聖母の誕生」(1530‐35c)


P2730086
アントネッロ・ダ・メッシーナ(メッシーナ、1430‐1479)に帰属する「Virgo Advocata」(1452c)
この作品は、アントネッロ・ダ・メッシーナの帰属作品として有名ですが、コモ市立絵画館ではスペイン出身でフランドルの画風だったJacomart Baco (1410c-1461) の作品としています。


P2730089
アンブロシウス・ベンソン(ロンバルディア、1495c‐ブルージュ、1550)の「田舎の合奏」(1440‐50c)


P2730092
ジュリオ・カンピ(クレモナ、1505‐1572)に帰属する「リュート奏者(フランチェスコ・ダ・ミラノ?)の肖像」(1527c)


P2730094
次の部屋です。


P2730095
0.12室です。


P2730113


P2730098
ジャン・ドメニコ・カレサーナ(1580‐1619活動)に帰属する「ヴィッラの風景」(1618)


P2730100
16世紀第1四半世紀のトスカーナの逸名画家作「ダンテ・アリギエーリの肖像」(1521以前)


P2730105
16世紀前半のヴェネトの逸名画家作「エルモラオ・バルバーロの肖像」(16世紀前半)


P2730107
リドルフォ・デル・ギルランダイオ(フィレンツェ、1483‐1561)の「ミケーレ・マルッロの肖像」(1521以前)


P2730111
アーニョロ・ディ・コジモ通称ブロンズィーノ(フィレンツェ、1502‐1572)に帰属する「メディチ家?の男の肖像」(16世紀中頃)


P2730115
16世紀第2四半世紀のフランスの逸名画家作「ギョーム・ブードの肖像」(1541‐46)


P2730118
アミーコ・アスペルティーニ(ボローニャ、1474/1475-1552)の「アルベルト・マーニョとジョヴァンニ・ドゥンス・スコートの肖像」(1520c)


P2730120
ジョヴァンニ・ルテーリ通称ドッソ・ドッシ(フェッラーラ、1489-1542)に帰属する「ニッコロ・レオニチェーノの肖像」(1521以前)


P2730123
フランチェスコ・サルヴィアーティ(フィレンツェ、1510-ローマ、1563)の「トーティラ(東ゴート王)の肖像」(1540-50c)


P2730127
16世紀第1四半世紀のトスカーナの逸名画家作「ジローラモ・サヴォナローラの肖像」(1521以前)


P2730130
アンドレア・デル・ブレーシャニーノ(ブレーシャ、1485-1525)の枠組みの「マルシリオ・フィチーノの肖像」(1519-21)


P2730134
ベルナルディーノ・カンピ(クレモナ、1522-1591)に帰属する「バルダッサル・カスティリオーネの肖像」(1540-46)


P2730137
逸名画家作「Aiax Agaの肖像」(1540‐52c)


P2730140
16世紀第2四半世紀のヴェネトの逸名画家作『ジャン・ジョルジョ・トリッシーノの肖像」(16世紀第2四半世紀)


P2730143
16世紀前半のヴェネトの逸名画家作「ドミツィオ・カルデリーノの肖像」(16世紀前半)


P2730146
16世紀中頃のブレーシャの逸名画家作「フランチェスコ・フランキーニの肖像」(1545‐50)


P2730149
逸名画家作「クリストフォロ・コロンボの肖像」(1510‐20c)


P2730152
グリエルモ・デッラ・ポルタ(ポルレッツァ、1515‐ローマ、1577)の「祈る永遠なる父」(1487‐88)
制作された年と制作者の生年・没年の辻褄が合いません。
何かが間違っていると思います。


P2730155
ドメニコ・カッザノーレ工房作「玉座の聖母子」(1510‐15)


P2730158
ドメニコ・カッザノーレの「受胎告知する大天使」(1498‐1500)


P2730160
ドメニコ・カッザノーレの「受胎告知される聖母」(1498‐1500)
(つづく)

P2730037
P2720970
次の部屋です。


P2720971
0.8室です。


P2720973
騎馬の石板(13世紀初め)


P2720976
サムソンとライオンの石板(13世紀中頃)


P2720978
ブロレットのフレスコ(15世紀中頃)


P2720981
Primo Maestro di Santa Margheritaの追随者の「若者と死神」(1318‐20)


P2720984
コモの彫刻家親方作「聖母子」(14世紀第1四半世紀)


P2720987
Primo Maestro di Santa Margheritaの追随者の「玉座の聖母子」(1318‐20)


P2720991


P2720992


P2720993
擬人の頭のメンソラ(棚)(13世紀)


P2720995
擬人の頭のメンソラ(棚)(13世紀)


P2720997
擬人の頭のメンソラ(棚)(13世紀)


P2720999
擬人の頭のメンソラ(棚)(13世紀)


P2730002
擬人の頭のメンソラ(棚)(13‐14世紀)


P2730004
柱頭(12‐13世紀)


P2730006


P2730007
柱頭(12世紀後半)


P2730009
柱頭(13世紀)


P2730011
柱頭(13世紀後半)


P2730013
次の部屋です。


P2730014
0.9室です。


P2730015


P2730016


P2730017
コモのサン・ジョルジョ・イン・ボルゴヴィーコ教会のフレスコ(13世紀)


P2730018


P2730019


P2730020


P2730021


P2730022


P2730024


P2730025


P2730026
コモのサン・ジョルジョ・イン・ボルゴヴィーコ教会のフレスコ画(13世紀)


P2730028


P2730030


P2730032


P2730034


P2730035
次の部屋です。


P2730036
0.10室です。


P2730039
制作者情報不詳の「4聖人」(12世紀)
コモのサン・ナザロ教会にありました。


P2730041


P2730043
聖ジョルジョとマギの礼拝の石板(13世紀)


P2730045
司教像(13‐14世紀)


P2730049
コモのサン・ジローラモ教会の石板(13‐14世紀)
(つづく)

P2720904
次の部屋です。


P2720905
0.6室です。


P2720906


P2720907


P2720908


P2720909


P2720911
コモのサンタッボンディオ聖堂の開口部のコーニス(枠)(11‐12世紀)


P2720190
ご参考までに現在のサンタッボンディオ聖堂の写真を載せておきます。


P2720913


P2720914


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P2720916


P2720917
サンタッボンディオ聖堂のメンソラ(棚)断片(12世紀第4四半世紀)


P2720919
サンタッボンディオ聖堂のメンソラ(棚)断片(12世紀前半)


P2720921
サンタッボンディオ聖堂の柱頭(12世紀前半)


P2720923
サンタッボンディオ聖堂の柱頭(12世紀)


P2720925
サンタッボンディオ聖堂の開口部断片(11‐12世紀)


P2720927


P2720928
柱頭(12世紀第1四半世紀)


P2720930
柱頭(12世紀第1四半世紀)


P2720932
柱頭(11世紀後半)


P2720934
柱頭(11世紀後半)


P2720936
次の部屋です。


P2720937
0.7室です。


P2720938


P2720939


P2720940


P2720941


P2720943
サンタッボンディオ聖堂の説教壇正面(12世紀第1四半世紀)


P2720945


P2720946
柱頭(12世紀第1四半世紀)


P2720947
柱頭(12世紀第1四半世紀)


P2720948
柱頭(12世紀第1四半世紀)


P2720949
柱頭(12世紀第1四半世紀)


P2720950
聖水盤(12世紀第1四半世紀)


P2720951
レンノ(コモ)のアクゥアフレッダ修道院の日時計(1193)


P2720953
コモのサン・フェデーレ教会の寓意像(12世紀第1四半世紀)


P2720955
コモのサン・フェデーレ教会の寓意像(12世紀第1四半世紀)


P2720957


P2720958
サンタッボンディオ聖堂の柱頭(12世紀第1四半世紀)


P2720960
サンタッボンディオ聖堂の柱頭(12世紀第1四半世紀)


P2720963
サンタッボンディオ聖堂の柱頭(12世紀第1四半世紀)


P2720965
石板断片(12世紀第1四半世紀)


P2720967
サンタッボンディオ聖堂の聖人彫刻(12世紀)


P2720968
(つづく)

P2720835
次の部屋です。


P2720836
0.3室です。
Pinacotecaにしては、博物館の色彩色濃い展示ですが、前身が博物館なので一部残したかも知れません。


P2720837


P2720838
柱頭(6世紀第4四半世紀)


P2720840
柱(710‐20c)


P2720841
貸し出し中の作品


P2720843
プルーテオ(装飾のある仕切り)の数々


P2720844
プルーテオ(9世紀)


P2720846
プルーテオ(9世紀)


P2720848
プルーテオ(9世紀)


P2720850
プルーテオ(9世紀)


P2720852
祭壇の円柱(7世紀末)


P2720854
柱断片の展示です。


P2720855
柱断片(8世紀後半)
後の柱断片展示の紹介を省略させて頂きます。


P2720857
次の部屋です。


P2720858
0.4室です。


P2720859
コモの旧サン・ジョルジョ・イン・ボルゴヴィーコ教会にあったフレスコ画が展示されてます。


P2720860


P2720861
フレスコ画修復過程の説明板


P2720862


P2720863


P2720865


P2720867


P2720869


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P2720871


P2720872
ここで展示されている旧サン・ジョルジョ・イン・ボルゴヴィーコ教会のフレスコ画があった場所を示す説明板


P2720873


P2720875


P2720877


P2720878
次の部屋です。


P2720879
0.5室です。


P2720880
サンタッボンディオ聖堂の現在の建物の前にあった取り壊された建物にあったものが展示されてます。


P2720882
十字架断片(6世紀末)


P2720885
柱断片(710‐20c)


P2720887
プルーテオ


P2720888
プルーテオ


P2720890


P2720892
プルーテオ


P2720894
プルーテオ


P2720897
プルーテオ(9世紀)


P2720899
石板(7‐9世紀)


P2720901
プルーテオ(9世紀)
(つづく)

P2720756
コモのVia Diazです。この通りの先に市立絵画館があります。


P2730570
市立絵画館の建物として使用されているPalazzo Volpiです。


P2720758
絵画館の前にサン・ドンニーノ教会があります。


P2730569
写真右がPalazzo Volpiです。
コモ出身のキエーティ大司教ヴォルピアーノ・ヴォルピ(コモ、1559‐ローマ、1629)は、ローマに住んでいましたが 生まれ故郷のコモに邸宅建設を思い立ち、1622年に創建され、1633年に完成したPalazzo Volpiです。
また、ヴィルピアーノ・ヴォルピは、1629年、ローマで没しましたが、Palazzo Volpi向かいのサン・ドンニーノ教会に葬られました。


P2730566
18世紀半ばまで、ヴォルピ家の住居になっていましたが、所有者が変わり、1839年、さらに建物は政府に売却され、1855年から1968年まで、裁判所と刑務所として使用されました。
1970年台にコモ市が政府から購入し、修復を経て1989年にコモ市立博物館がオープンしました。しかし、展示作品が膨大なため、博物館から絵画部門を独立させて博物館と絵画館の2館体制にすることになり、この建物にコモ市立絵画館を独立オープンさせ、新市立博物館を別の場所(現在地)に移すことが決められ、2003年に実行されました。


P2720761
コモ市立絵画館の入り口です。


P2720763
切符売り場です。


P2720762
絵画館は4部門構成で、順路通りに最初に中世のコレクションから見て行きます。


P2720768
0.1室です。


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P2720769
コモのサンタ・マリア・アンティクゥア教会のサンタ・マルゲリータ門の断片


P2720789


P2720771
Primo Maestro di Santa Margheritaの「聖リベラータと聖ファウスティーナの召命」(1310‐20c)


P2720775
Primo Maestro di Santa Margheritaの「聖リベラータと聖ファウスティーナの旅」(1310‐20c)


P2720778
Primo Maestro di Santa Margheritaの「聖リベラータと聖ファウスティーナのコモ到着」(1310‐20c)


P2720781
Primo Maestro di Santa Margheritaの「聖リベラータと聖ファウスティーナを歓待する修道院の人々」(1310‐20c)


P2720784
Primo Maestro di Santa Margheritaの「聖リベラータと聖ファウスティーナを歓待した修道院教会」(1310‐20c)


P2720786


P2720787


P2720790
次の部屋です。


P2720791
0.2室です。


P2720792
サンタッボンディオ聖堂など、コモの古い教会から集められた彫刻断片です。


P2720793
コーニス(9世紀)


P2720795
装飾がある仕切り断片(9世紀)


P2720798
柱断片(9世紀)


P2720801
コーニス(9世紀)


P2720804
柱断片(9世紀)


P2720806
装飾のある仕切り(9世紀)


P2720809
柱断片(9世紀)


P2720812
装飾がある仕切り(9世紀)


P2720815
装飾のある仕切り断片(9世紀)


P2720817
装飾のある仕切り(9世紀)


P2720819


P2720821
装飾のある仕切り(9世紀)


P2720823
装飾のある仕切り(9世紀)


P2720825
装飾のある仕切り(9世紀)


P2720827
装飾のある仕切り(9世紀)


P2720829
柱断片(9世紀)


P2720831


P2720832
サンタッボンディオ聖堂の後陣


P2720833
墓石(11世紀)
(つづく)

P2720732
サン・フェデーレ聖堂に戻ってきました。


P2720733
午後の気怠さが漂うサン・フェデーレ広場でした。


P2720735
広場に戻ったのは、この建物のフレスコ画を見るためです。


P2720736
聖家族と聖アンナと聖ジョヴァンニーノ


P2720738
次は市立絵画館です。


P2720741
市立美術館に何度も行ったにも拘らず中々見つかりません。


P2720749
勘を頼りに歩いているので、絵画館が見つからないのは当然です。


P2720750
教会に来ました。


P2720752
教会の名前が分かったので、持参の地図を参照しました。簡単に現在地が分かりました。


P2720751
11世紀創建ですが、現在の建物は19世紀に再建されたので、美術的には見所がありません。


P2720753
もう迷うことはありません。


P2720754
絵画館に至近の場所にいたのです。


P2720755


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この道を真直ぐ進めば絵画館に出ます。


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旗のある建物が市立絵画館です。


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コモ市立絵画館に漸く辿り着くことが出来ました。


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絵画館の前に教会がありますが、教会が目印になります。


P2720762
絵画館に入館しました。


P2720774
中小都市の市立美術館としては質、量の両面で充実していると思います。


P2730181
絵画館については、項を改めて詳しく取り上げる予定です。


P2730556
中世から現代まで、年代順に全29展示室あります。


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流石に疲れました。


P2730569
外に出たら、すっかり夕方の風情でした。


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サン・ドンニーノ教会は相変わらず扉が閉まったままでした。


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このままホテルに戻りました。


P2730573
さて翌朝です。
サンタ・マリア・ディ・ロレート教会です。平日は多分閉まったままでしょう。


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このオブジェには参りました。イタリア人って、この種のものが大好きですね。


045
次はサンティッシマ・アンヌンツィアータ聖堂です。


047
聖堂はViale Vareseに面して建ってます。


075
教会の名称が3つあります。


078
現在地に1236年に建てられた小さな礼拝堂がありましたが、13世紀後半になると正式な教会にしたいとの願いが信者間に広まりました。小さな礼拝堂を取り壊し、その上に教会の建設工事が1274年に開始され、1278年にロマネスク様式の教会が完成しました。


079
ところが、ロマネスク様式の建物は15世紀取り壊され、16世紀前半に二代目の建物が再建されました。初代の建物が取り壊された理由は不明です。二代目の建物の奉献式が1574年に行われました。


077
18世紀に入ると、信者の増加によって二代目の建物は手狭になったので、18世紀半ばに大拡張工事が行われ、現在の姿にほぼ近いバロック様式の建物に拡張改修されたのです。1754年改めて奉献式が執り行われました。
19世紀に大掛かりな改修工事が行われ、現在の姿になりました。


049
ファサードに向かって右側横の入り口扉が開いてます。


051
聖堂内に入りました。


053
単廊式、ラテン十字形、バロック様式の内部です。


052
17世紀以降の作品があります。


054
マドンナの礼拝堂


066
主祭壇と後陣


067
後陣のフレスコ画は、パンフィーロ・ヌヴォローネ(クレモナ、1581‐ミラノ、1651)とパンフィーロの息子カルロ・フランチェスコ・ヌヴォローネ(ミラノ、1609‐1662)によって制作されました。


065
クーポラ


063
ジョヴァン・パオロ・ブッツィの「受胎告知」(1649)


064
パンフィーロ・ヌヴォローネ(クレモナ、1581‐ミラノ、1651)の「ご訪問」


072
その他の作品帰属が分かりません。


080
コモの見所は大体見終わりました。


083
(おわり)

169
次はサン・ジャコモ教会です。ブロレットの裏、ドゥオーモの左身廊横にあります。


170
サン・ジャコモ教会です。


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1084年創建説がありますが、1084年前後の記録が失われて残ってません。また、教会の歴史は1144年に遡るという説もありますが、1144年の司教区やコモの文書にも記載がないようです。
しかし、伝統的に11世紀に建設された教会とされてます。


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鐘楼は17世紀に再建され、18世紀に改修されたものが現在の姿となってます。


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現在のファサードは、16世紀に再建された二代目となるものです。


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中に入りました。


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左後陣の礼拝堂でミサが行われていました。


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三廊式、ギリシャ十字形の内部です。


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天井


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右側廊


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慈愛の祭壇(18世紀)


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ロヴェッリ家の紋章


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左翼廊のロザリオの礼拝堂(18世紀)


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磔刑の祭壇


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ジョヴァンニ・バッティスタ・ピットーニ(ヴェネツィア、1687‐1762)の「磔刑」(1740c)


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外に出ました。


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折角コモ湖に来たからには、コモ湖を少し見ることにしました。


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お腹が空いたし、時間がもったいないので遊覧船利用は考えませんでした。


179


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186


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ホテルに戻ってチェックインの手続をしました。


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次は市立博物館ですが、その前に昼食を食べることにしました。


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最近は、昼にはあまり飲まないことにしています。


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何時も同じものを食べてます。


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お腹一杯、やや酩酊気味でした。


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近頃、すっかり酒に弱くなりました。


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午後になって観光客が増えてきました。


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博物館などは人気がないようで、街外れにある博物館に向かう道は空いていました。


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突き当り正面がMuseo Garibaldi、写真左がMuseo Civicoです。


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ガリバルディ博物館はパス


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市立博物館の建物です。


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市立博物館に入館しました。


P2720544
市立博物館については項を改めて詳しく触れる予定です。


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展示が充実しています。


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見て回るのが大変です。


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外に出ました。写真右はガリバルディ博物館の建物です。


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両博物館の先に行きましたが、見所がなさそうだったので引き返すことにしました。


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次は絵画館です。


P2720731
(つづく)

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コモ市庁舎です。


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市庁舎の中庭に入ってみたけれど、ロッジャなどにフレスコ画がありませんでした。


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次はドゥオーモです。


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道の突き当りが湖畔です。その途中にドゥオーモがあります。


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ドゥオーモ


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ドゥオーモ広場


150
ドゥオーモを見る前に、観光案内所で絵画館、博物館などの開館時間を確認しました。


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コモ司教区のサンタ・マリア・アッスンタ司教座教会です。


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1396年創建、1498年に一応の完成を見た後期ゴシック様式、ルネサンス様式の建物ですが、18世紀に追加されたバロック様式のクーポラがあります。


140
ブロレットがファサードの隣にあります。


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138
1447年から1498年にかけて建設されたファサードです。


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中央扉上ルネッタのマギの礼拝の彫刻


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聖母子と4聖人


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バラ窓


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向かって右扉上ルネッタの彫刻


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向かって左扉上ルネッタの彫刻


134
右側壁


135


147
建築家フィリッポ・ジュバッラ(メッシーナ、1678‐マドリッド、1736)の設計によるバロック様式の後陣


149
クーポラ


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通常、ファサード側の扉は開いてません。


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ブロレットの先にある、向かって左側の身廊側に回ります。


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こちら側の扉から中に入るのが普通です。


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観光客用の出入り口


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聖堂内に入りました。


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少額ですが拝観有料となりました。


152
三廊式、ラテン十字形の内部です。


153
聖水盤


155
洗礼盤


157
アンドレア・デッパッセリ(トルノ、1487‐1517記録)の「グラツィエの聖母」(1501)


158
聖母被昇天のタペストリ


159
聖アンブロージョの祭壇(1482)


160
受難の祭壇(1492)


161
聖クリストフォロ


162
聖セバスティアーノ


163


164
ガウデンツィオ・フェッラーリ(ヴァルドゥッジャ、1475/1480-ミラノ、1546)の「エジプトへの逃避」(1523-26c)


166
見所が沢山あります。


167
外に出ました。
(つづく)

P2720357
Porta Torreに戻り、そこから城壁内に入ることにしました。


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学校です。


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城壁内から見たPorta Torreです。


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日陰ではかなり涼しかった。


P2720365
Via Cesare Cantu


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サン・フェデーレ聖堂に行くつもりでしたが、地図を見ないで勘を頼りに歩いているので、見つかりません。


P2720367
この彫刻については分かりません。


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ヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りに来たので、サン・フェデーレ聖堂の場所が分かりました。


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サン・フェデーレ聖堂の後陣です。


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後陣はオリジナルのものです。


P2720372
後陣、聖堂内部の一部は古いのですが、その他は新しい建物です。


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ロマネスクの彫刻


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Portal del Drago


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Portal del Dragoの右柱


P2720376
サン・フェデーレ聖堂の先にドゥオーモが見えますが、ドゥオーモは後回し。サン・フェデーレ聖堂のファサード側に出ます。


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サン・フェデーレ聖堂のファサードが面しているサン・フェデーレ広場に出ました。


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古い建物が建ち並ぶ、中世の雰囲気を漂わせる広場です。


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広場に面して建つサン・フェデーレ聖堂です。


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7世紀頃、この地にあった初期キリスト教会のサンテウフェミア司教座教会が前身です。


091
その司教座教会の建物を取り壊して、11世紀半ばから建設が始まり、1120年に完成したロマネスク様式の教会ですが、完成時に奉献する聖人を聖フェデーレに変えたのです。


P2720381
完成後、幾度となく修復されましたが、ファサードだけは経年劣化が酷くて修復を諦め、1914年に新古典様式で再建された新規建物です。
鐘楼は1271年の姿を現在も留めてます。


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ファサードのルネッタ上のモザイクは、エレーナ・マッゼーリの「祈るキリスト」(1968)


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エレーナ・マッゼーリのモザイク(1968)


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聖堂内に入りました。


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三廊式、ラテン十字形の内部です。


095
構造上の基本様式はロマネスクですが、創建以降、修復、改修が相次いだので、一概には何とも言えないようです。


P2720388
カルロ・インノチェンツォ・カルローニ(スカリア・ディンテルヴィ、1687‐1775)の「キリストの洗礼」(1765‐67)


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ジョヴァンニ・アンドレア・デ・マジストリス(コモ、1460‐1532)の「玉座の聖母子と聖セバスティアーノと聖ロッコ」(1504)


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右側廊


108
13世紀のフレスコ画


109
13世紀のフレスコ画


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マドンナの礼拝堂


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カルロ・インノチェンツォ・カルローニ(スカリア・ディンテルヴィ、1687‐1775)の「聖母被昇天」


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詳細不明の磔刑像


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ジョヴァンニ・ドメニコ・カレッサーナ(グレーリア、1568‐リーヴァ・サン・ヴィターレ、1619)のフレスコ画


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クーポラ


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117
ジョヴァンニ・ガッフーリ?の「聖母子」


118
ジョヴァン・ピエトロ・グソッキ?の「聖母子」


119
詳細不明


110
外に出ます。


P2720423
(つづく)

P2720178
コモは、人口83,320人(2017年12月31日現在)のロンバルディア州コモ県の県都です。世界的な保養地コモ湖の中心都市で、何時も賑わってます。
この日は、ミラノ中央駅から列車でコモに向かいました。


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コモ・サン・ジョヴァンニ駅に到着しました。


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コモ・サン・ジョヴァンニ駅の駅舎です。


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道を下って、先ず、この日のお宿に向かいました。


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コモ湖にはあまり興味がないけれど、見逃せない教会、美術館、博物館などをゆっくり見て回るために泊まることにしました。


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この日のお宿はコモ湖畔にあります。


P2720463
中心地にやってきました。


P2720479
コモ湖に向かって進みます。


P2720480
ホテルに到着しました。


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フロントで大きな荷物を預かって貰い、身軽になって街歩きに出発しました。


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以前、泊まった時は、ホテルの名称が違っていた気がします。同じホテルが経営者が変わって名称が変わることが結構あるようで、度々経験しています。


P2720482
直ぐにコモ湖を後にしました。


P2720746
一旦、駅の方に戻ってサンタッボンディオ聖堂に向かいました。


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鉄道線路沿いの道を南に向かって(ミラノ方向)進みます。


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遠くに見張り塔が見えます。


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聖堂までかなり距離があります。


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サンタッボンディオ聖堂は日中でも開いているので、安心してゆっくり歩きました。


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聖堂が見えてきました。


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サンタッボンディオ聖堂です。


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11世紀に建設されたロンバルディア・ロマネスク様式聖堂の傑作と言われてます。


P2720210
この聖堂については、後程項を改めて詳しく触れる予定です。


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街外れにある聖堂を見てしまえば、他の見所がないので、チェントロ・ストーリコに戻る一手です。


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Viale Varece


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大通りを右折しました。


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ルイージ・カドルナ通りに入りました。


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ミラノ通りに出るとPorta Torreが見えます。


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ミラノ通り右側の建物が中々風情があります。


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振り返るとサン・ロッコ教会の鐘楼が見えました。


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1192年に建設されたPorta Torreです。


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高さが40mあります。


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ヴィットリア広場


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自転車シェア制度があるようです。


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ヴィットリア広場に立つ、ヴィンチェンツォ・ヴェラ(リンゴルネット、1820‐メンリーショ、1891)の「ジュゼッペ・ガリバルディ像」です。


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城壁


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ヴィットリア広場から見たミラノ通りです。


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サン・ヴィターレ門の方に行くことにしました。


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城壁が門まで続いてます。


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12世紀後半に建設されたサン・ヴィターレ門です。


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Viale Cesare Battisti


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ノルド線の線路の向こうに教会があります。


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線路を越えて教会に行こうとしたら踏切が閉まって列車がやってきました。


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踏切が上がって、向こう側に行ったらサントルソラ(聖オルソラ)教会の扉が閉まっていました。


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観光都市だけあって案内板があちこちにあります。


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サン・ヴィターレ門


P2720355
(つづく)

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