



















サンタ・マリア・アンティクア教会の外に出ました。

教会の外ですが、依然として皇帝の邸宅内に当たります。


この先は邸宅の外になります。邸宅の外に出ても見どころがなさそうなので、邸宅内に戻りました。

博物館のような展示がある一角に行きます。

これらの展示は教会と直接関係のあるものではなさそうです。



フレスコ断片

モザイク原材料

先に進むと、写真右に展示用ボードがあり、そこで剥離フレスコが展示されてます。






教会の前庭に出て、さらにアーチを潜りました。

次は40人の殉教者礼拝堂 Rampa di Domiziano e Oratorio dei Quaranta Martiriです。

礼拝堂の中に入ります。

40人の殉教者礼拝堂は、サンタ・マリア・アンティクア教会の一部ではなく、別の宗教施設のようです。

キリスト教信仰が禁止されていた時代、ローマ帝国の兵士であっても、キリスト教信者になる兵士が徐々に増加していきました。

キリスト教信者になった兵士に対して、皇帝から棄教命令が度々出されましたが、命令に従う兵士が著しく減ることがありませんでした。

320年、皇帝の棄教命令を拒否して殉教した40人の兵士がいました。所謂「セバステの40人の殉教者」です。その時の殉教図絵がこの礼拝堂の壁に描かれてます。










外に出ました。

教会とは直接関係がない展示が気になりましたが、当時の教会の姿を自分の目で見ることが出来たので満足でした。

(この項、おわり)