イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ:ローマの教会巡り > サンタ・マリア・アンティクア教会

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サンタ・マリア・アンティクア教会の外に出ました。


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教会の外ですが、依然として皇帝の邸宅内に当たります。


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この先は邸宅の外になります。邸宅の外に出ても見どころがなさそうなので、邸宅内に戻りました。


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博物館のような展示がある一角に行きます。


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これらの展示は教会と直接関係のあるものではなさそうです。


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フレスコ断片


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モザイク原材料


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先に進むと、写真右に展示用ボードがあり、そこで剥離フレスコが展示されてます。


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教会の前庭に出て、さらにアーチを潜りました。


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次は40人の殉教者礼拝堂 Rampa di Domiziano e Oratorio dei Quaranta Martiriです。


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礼拝堂の中に入ります。


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40人の殉教者礼拝堂は、サンタ・マリア・アンティクア教会の一部ではなく、別の宗教施設のようです。


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キリスト教信仰が禁止されていた時代、ローマ帝国の兵士であっても、キリスト教信者になる兵士が徐々に増加していきました。


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キリスト教信者になった兵士に対して、皇帝から棄教命令が度々出されましたが、命令に従う兵士が著しく減ることがありませんでした。


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320年、皇帝の棄教命令を拒否して殉教した40人の兵士がいました。所謂「セバステの40人の殉教者」です。その時の殉教図絵がこの礼拝堂の壁に描かれてます。


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外に出ました。


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教会とは直接関係がない展示が気になりましたが、当時の教会の姿を自分の目で見ることが出来たので満足でした。


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(この項、おわり)

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スライド投影によって不鮮明なフレスコ画を補足説明しています。


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Cappella del primicerius Teodotoです。


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スライド投影が始まりました。


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(つづく)

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子供の石棺(3世紀)
サンタ・マリア・アンティクア教会の床下から発掘されました。


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クロディア・セクングの石棺(207)


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石棺(3世紀後半)


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フレスコ断片が残る壁にスライド投影されています。


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フレスコ断片の元々の図柄はこのようなものであった、ということを示すスライドです。


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それなりにためになるスライドでした。


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床の装飾


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Cappella dei Santi Medici
教皇ジョヴァンニ7世の時代(705‐707)に造られた礼拝堂です。


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(つづく)

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左側壁のフレスコ画です。


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状態はかなり良いと思います。


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ビザンチンのフレスコ画は。人物の目玉が大き過ぎ。マンガの女の子の目玉の大きさも相当なものですが・・・・・


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柱のフレスコ画


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中央身廊のフレスコ画「大天使ガブリエーレ」(8世紀)


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「聖アガタ」(7世紀末‐8世紀初め)


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ニッチの「聖母子」


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男の彫像断片(500‐550)


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ローマのMuseo dell'Alto Medievoの所蔵作品で、元々この教会になかった作品のようです。


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どうしても写真が撮れなかったメダリオン


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(つづく)

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サンタ・マリア・アンティクア教会は、遺跡から発掘された古い教会です。勿論、宗教活動は行われておらず、博物館の扱いです。


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ガイドブックなどで、フォロ・ロマーノとパラティーナの丘の地図にサンタ・マリア・アンティクア教会が記載されてますが、1980年台中頃から修復のため、長期間閉鎖されていました。2016年、約30年振りに一般公開されるようになりました。


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サンタ・マリア・アンティクア教会に行くには、フォロ・ロマーノに入る必要があります。


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サンティ・コズマ・エ・ダミアーノ聖堂の一部ロムルス神殿です。


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サンタ・マリア・アンティクア教会が見えてきました。


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ロムルス神殿の方に少し道草をしましたが、道を間違えることなく教会に来ました。


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2016年でした。


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これは何でしょうか? 墓碑?


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到着しました。写真の建物は教会の礼拝堂です。


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先ほどの案内板は、9月11日まで公開となっていましたが・・・・・


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6世紀、フォロ・ロマーノのアウグスト神殿、アウグスト帝の邸宅だった建物群を改修して、教会にしたと言われてます。


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847年の大地震によって、教会の建物が倒壊してしまいました。被害が非常に大きく、教会の存続は無理と判断され、放棄されてしまいました。


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13世紀に、サンタ・マリア・アンティクア教会の廃墟の上に小さな教会が建設され、1617年、小さな建物が取り壊され、再建された教会はサンタ・マリア・リベラトリーチェ・アル・フォロ・ロマーノ教会と称することになりました。
18世紀、サンタ・マリア・リベラトリーチェ・アル・フォロ・ロマーノ教会周辺で偶然、古代フレスコの痕跡が発見され、19世紀末に本格的な発掘調査作業が行われました。
その結果、1899年、芸術的に価値がないサンタ・マリア・リベラトリーチェ・アル・フォロ・ロマーノ教会は破壊され、元のサンタ・マリア・アンティクア教会の復活作業が始まったのです。
修復作業は現在も進行中です。


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40人の殉教者の礼拝堂です。


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礼拝堂の見学は後回し。


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アーチを潜って、教会の前庭に入りました。


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ガラスがある所が教会の入り口です。
一見前庭ですが、前庭ではなく、元々教会の建物一部でした。前庭に見える所の上にあった教会天井が屋根もろとも崩落して、前庭のようになったのです。


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”前庭”の壁龕


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フレスコの痕跡が認められました。


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この場所は、1世紀末頃に建設された皇帝邸宅の一部です。


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壁龕に描かれた、かなり鮮明なフレスコ画


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墓碑?


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教会内部に入ります。
ガラス扉がが閉まってますが、自動扉になっていて、内部の温度湿度を一定に保つためでしょう。


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皇帝邸宅の玄関とロビーになっていた所です。6世紀に改修して教会として転用しました。


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博物館としての公開なので、この教会のオリジナルではないものも展示されてます。


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主祭壇だった場所


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約850年間、土砂に埋もれていたことが幸いしたのか、かなり保存状態が良いと思います。


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右側廊?


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ビザンチン様式の教会です。


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主祭壇画あったと思われる場所に置かれた聖母のイコン


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保護のガラス板に光が反射するので、少し横から写真を撮ってみました。


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少しはマシ?


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(つづく)

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