1591年に建設されたCasa del Monte di Pietaです。
フォッサーノに来た最大の目的がここでした。
1905年に設立された銀行 Cassa di Risparmio di Fossano SpAの本社が使用してます。
銀行主導で設立された非営利団体Fondazione Cassa di Risparmio di Fossanoが所有するモンテ・ディ・ピエタコレクションが建物内で一般公開されてます。その他にフォッサーノやその近隣の教会から集められた作品やフォッサーノ市が所有する文書や遺跡などの展示されています。
ガックリ、開いていませんでした。
銀行所有のコレクションを見るのは実に大変です。財団を移転させ、市立博物館にした方が良いと思いました。
ここで展示されている作品写真を掲載しておきます。(作品画像は財団のサイトから拝借しました)
アンブロージョ・ダ・フォッサーノ通称ベルゴニョーネの作品はないようです。
モンテ・ディ・ピエタの博物館が閉まっていたので、特にやることがなくなりました。
街一番の目抜き通りのローマ通りです。
時間が余ってしまいました。仕方がないので、足の赴くままに適当に街歩きすることにしました。
Piazza Beppe Manfredi
ドゥオーモです。
ガリバルディ通りの柱廊
サン・パオロ通りに行くのは後回しにしました。
ドゥオーモの後陣
ガリバルディ通りを進みます。
写真右は、18世紀に建設されたCasa di Marzoです。
現在、小学校として建物が使用されてます。
1861年3月27日通り Piazza 27 Marzo 1861です。通りの名称は歴史的事実に基づいてますが、地元の人は何と呼んでいるのか、不思議な広場名です。
非常に興味深い広場です。
広場に面して、17‐18世紀の建物が並んでますが、当時は路地に面して建ってました。
写真右に塀が写ってますが、旧修道院の壁です。
壁にフレスコ画があります。
これを読んでよく分かりました。
旧サン・フランチェスコ修道院教会の壁です。
修道院教会の建物が取り壊され、広場になりました。現在は、ごく一部の建物しか残されていない旧サン・フランチェスコ修道院教会です。
はっきりと識別できるフレスコ画はこれだけですが、後世に描かれた比較的新しいものでしょう。
1861年3月27日通りから見たCasa di Marzo、その先にあるドゥオーモです。
サン・ジローラモ通りを進んでも見どころが無さそうです。
バーヴァ・サン・パオロ通りを進みます。
写真右奥の建物に注目です。
Instituto Suore Domenicane 学校です。
サン・ドメニコ教会の一部です。
道に迷っても困るので、通って来た道を戻った方が良さそうです。
暑くてへとへとです。
観光客が殆どいない街です。
鐘楼が見えたので、現在地が分かりホッとしました。
ワインの集積地として発展したフォッサーノなので、夕食が楽しみです。
夕食のレストランを探しました。
市庁舎でフォッサーノの地図を頂戴しました。
ローマ通りにあるレストランが良さそうでしたが、夕食は営業しないようでした。
映画館だったと思います。
明らかに教会の建物です。
閉鎖された旧教会ですが、何という教会なのか分かりません。
塔に上るためにカステッロに来ました。ところが、塔は修復工事のため、閉鎖されてました。
サン・マルティーノ門です。
門の聖母子のタベルナコロ
サン・マルティーノ門を潜って城壁外に出ました。
通りの突き当りが駅になります。キリがないので、この辺で終わりにします。
(おわり)