
オラツィオ・サマッチーニ(ボローニャ、1532‐1577)の「聖ステファノの殉教」(1564‐65)

ガスパーレ・サッキの「聖母の結婚」(1528‐29)

ラッファエッロ・ボッティチーニ(1474‐1510存在確認)の「慈悲の聖母」(1510‐15)

インノチェンツォ・ダ・イーモラ(イーモラ、1490‐ボローニャ、1545c)の「玉座の聖母子と聖カッシアーノと聖ピエル・クリソローゴ」(1515‐16)

フランチェスコ・ディ・バルトロメオ・ペローシオ(ヴェネツィア?、1430‐イーモラ、1487)の「ピエタの聖母」(1468)

ルネッタの「聖家族」
制作者、どこのルネッタ等についての記述がありません。

地元イーモラの画家やボローニャなどのエミリア・ロマーニャ州の画家たちの現代画が50点ほど展示されてます。現代画は守備範囲から外れるので、全部の紹介は止めておきましょう。

マリア・グイド・ダル・モンテ(イーモラ、1906‐1990)の「風景」(1932)
これは好みに入ります。

レ―ツィオ・ブスカローリ(イーモラ、1895‐リッチオーネ、1971)の「ピエタ」(1921‐22)
何処が「ピエタ」なんでしょうか?

次はジョヴァン・ジョゼッフォ・サンティ(ボローニャ、1644‐1719)の風景画4部作です。
こちらは「遺跡に騎兵たちがいる風景」(1685)

「遺跡にトビアスと天使がいる風景」(1685)

「遺跡でのディアナの水浴」(1685)

「遺跡の旅人の風景」(1685)

フランチェスコ・コディーニ(17世紀前半に活動)の「花と果物と食用鳥と鳥がいる静物画」(1631?)

フランチェスコ・コディーニの「花と果物と食用鳥とパンの静物画」(1631?)

バルトロメオ・パセロッティの「瞑想の聖フランチェスコ」(1580?)

ヴェネトの逸名画家による「悔悛のマグダラのマリア」(17世紀末)

ジョヴァンニ・バッティスタ・ピアツェッタ派画家による「瞑想の聖フランチェスコ」(18世紀)
長白鬚の聖フランチェスコを初めて見ました。聖フランチェスコではないと思うのですが・・・・

ステファノ・マンガネッリ・ダ・クレモナの彩釉テラコッタ(15世紀)

フィレンツェのロッビア一族の彩釉テラコッタとは随分感じが違います。

18世紀のロマーニャの逸名彫刻家による「聖母子と聖カッシアーノと聖ピエル・グリソローゴ」(18世紀中ごろ)

ジャン・ドメニコ・ヴァレンティーニ(ローマ、1639‐1715)の「薬草店」(1661)

ジャコモ・ザンパ(フォルリ、1731‐トッシニャーノ、1808)の「大鷲に化けたゼウスにさらわれるガニメーデ」
(1777c)

ジョヴァンニ・アントニオ・ブッリーニ(ボローニャ、1656‐1727)に帰属する「夢想する少女」(17世紀末)

ジョヴァンニ・アントニオ・ブッリーニに帰属する「本と蝋燭を手にする少女」(17世紀末)
雄鶏が左に描かれている意味は何でしょうか?

アンジェロ・ゴッタレッリ(カステル・ボロネーゼ、1740‐イーモラ、1813)の「フランチェスコ・アルベルゲッティの肖像」(18世紀末)

エミリアの逸名画家による「カルロ・ブラカッサーティの肖像」(17世紀第4四半世紀)

17世紀後半のエミリアの逸名画家による「ジュリア・サッサテッリ・マッキレッリの肖像」(1673c)

ジャコモ・ザンパの「カミッロ・ザンピエーリの肖像」(18世紀第4四半世紀)

バルトロメオ・チェージの「貴婦人の肖像」(1585)

説明プレートなしの肖像画が数多く展示されてます。

18世紀前半のボローニャの逸名画家に拠る作品

17世紀のボローニャの逸名画家の「キリストの昇天」(17世紀)

詳細不明

美術館から教会の聖歌隊席に出ることが出来ます。

教会は通常閉まってます。

バロック様式の内部です。

ロドヴィーコ・カッラッチの「聖オルソラの殉教」が見ものですが、聖歌隊席下の壁にあったのか、見当たりませんでした。

恐らくジャン・ドメニコ・フェッレッティの作品でしょうね。

美術館の展示に戻りました。

彫刻の展示です。

ローマ時代から現代までの彫刻が雑然と展示されています。

イグナツィオ・ゾッティ(イーモラ、1806‐1865)の「自画像」(1840)

展示室天井にある紋章?

武具類も展示されてます。

イーモラのコレクターの写真と共に代表的な収集物が展示されてます。

凄いのは化石のコレクターです。

2室が一人のコレクターが収集した化石の展示となってます。

昆虫採集

収集物の展示室には恐れ入りました。

実態は美術館兼博物館でしょうね。

外に出ました。

(おわり)