

ヴェネツィアの統治下に置かれるようになると、住民は次第に安全性を謳歌するようになって町の中心が丘上から丘下に移ったそうです。

丘下です。

サン・ルイージ教会だった建物です。

現在、Cinema Coralloと言う映画館になってます。教会だった建物が映画館に転用されているのを、イタリアではよく見かけます。

トルトリーニ通りです。

トルトリーニ通りに面して、サント・ステファノ教会が建ってます。

13世紀から14世紀に建設されたサント・ステファノ修道院教会の教会です。修道院はナポレオンのイタリア侵攻に伴って抑圧され閉鎖されてしまいました。教会の方は細々と活動が続けられていましたが、1810年に閉鎖されました。

教会としての機能停止後、兵舎として使用されていました。その後、モンセリーチェの自治体の所有となり、倉庫として使用されていました。

2017年になって漸く修復工事が行われるようになりました。教会閉鎖から200年間、ほとんど放置されていたので、痛みが相当あると言われてます。


次はサンタ・ローザ教会です。

門の手前にサンタ・ローザ教会があります。

1683年、ドメニコ会によって建設されたサンタ・ローザ教会です。

通りを挟んでファサード前に、ヴェネツィア貴族のベンボ家の別荘が建っていました。そのため、ベンボ家が教会に対して多額の寄付を行ったそうです。

中に入りました。

単廊式、バロック様式の内部です。

翼廊がなく、単純な構造をしています。

この教会の祭壇画などについては全く知りません。



主祭壇画

Porta di Sacro Riposoです。

門を潜りました。

次は新ドゥオーモ Duomo Nuovoです。

ドゥオーモに行く前にサン・マルコ広場にあるBar Sportで一休みしました。

サン・ジュゼッペ・オペライオ教区教会、モンセリーチェの新ドゥオーモです。

1950年から1957年に建設された新しい教会です。

建物は新しいドゥオーモですが、モンセリーチェの古い教会から集められた作品が祭壇画として使用されており、さながらMuseo Diocesanoのようです。美術的な見所が多い教会です。

ローマ通りです。

次は市の塔です。


振り返ると新ドゥオーモが見えました。

市の塔です。

市の塔は1239年に建設されました。

大体見終わったようです。

市壁(城壁)を見ながら運河沿いの道を進みます。

鉄道駅に向かいました。

日帰り遠足に最適なモンセリーチェでした。

結構歩き疲れました。

(おわり)