


ドイツ人が多かったと思いました。

日本人はほとんど見かけません。




ドゥオーモ博物館です。

展示が何時も同じです。この時は入館せず。

人出が多過ぎてウンザリ。


次は大司教館です。

Palazzo Arcivescovile 大司教館です。
ピサが独立した司教区になったのは4世紀頃と言われてますが、1092年にピサ大司教区となりました。

現在、大司教館が建っている場所にはトスカーナ辺境伯の小さな宮殿があり、カノッサの屈辱で有名なトスカーナ女伯マティルデ・ディ・カノッサ(マントヴァ、1046-ボンデーノ・ディ・ロンコーレ、1115)が小さな宮殿を所有しており、時々住んでいました。
1115年、マティルデは全財産を教皇庁に遺贈するとの遺言を残し没しましたが、それによって小さな宮殿も教皇庁の所有となり、1207年までフィレンツェのピサ総督の宮殿として使用されていました。

その後、宮殿は荒廃して危険になったので、高位聖職者でメディチ家のフィリッポ・ディ・メディチによって1472年に建設され、ピサ大司教館となりました。それから約30年後の1503年、ほぼ全焼する火災に遭い、16世紀前半に再建に近い形で大修復された外観が今の姿の原形とされてます。

大司教館の入り口です。

中に入ります。

キオストロに出ます。

キオストロ


キオストロ中央に彫像が置かれてます。

アンドレア・ヴァッカ(カッラーラ、1660/1665-1745)の「モーゼ像」

柱廊
大司教館には幾つかの作品があります。

トスカーナの逸名画家作「玉座の聖母子と四聖人」(1516)

タッデオ・ディ・バルトロ(シエナ、1362-1422)の「聖母子と四聖人」(1396-97c)



外に出ます。


(つづく)